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患者の気持ちに寄り添って心のこもった看護をする20歳のナース・北川澄子（きたがわ・すみこ）の奮闘を描いたヒューマンドラマ。多忙な日々を送るナース・北川澄子は、ケンカで負傷して入院中の自己中心的なヤクザ・新田（にった）に対しても誠心誠意に看護する。しかし他の組から命を狙われていると知らされた新田は、点滴に毒が入っているかもしれないと騒ぎ出し、澄子は彼の前でその点滴の針を自分に刺して……!?
手術を控える資産家の未亡人・津谷多恵子（つや・たえこ）を元気づける元校長・富田真治（とみた・しんじ）。どちらも身寄りがなく入院生活で知り合った二人が、退院後に結婚する事を嬉しく思うナース・北川澄子（きたがわ・すみこ）だったが、多恵子の手術が成功した後、富田がおかしな行動をするようになる。そして富田が認知症だと知った澄子は、多恵子を落胆させたくないあまり、富田と多恵子を会わせないようにするが……!?
いつも厳しい主任・相沢（あいざわ）とともに深夜勤する事になった北川澄子（きたがわ・すみこ）は、睡眠薬を飲んで手首を切った救急患者・浅野（あさの）の処置をする。そこで相沢は、婚約者がいながらも不倫関係の加納（かのう）と別れたくない浅野が自殺未遂をしたと知り、最低だと感情的に言い捨てる。そしてひょんなことから相沢に４歳の娘・マミがいると知った澄子は、彼女の意外な過去を……!?
一年半ぶりに函館へ帰郷した北川澄子（きたがわ・すみこ）は、親友・ゆかりの家を訪ねるが不在だったため、入院している彼女の娘・しのぶのお見舞いに行く。そこで看護師として働く母から、ゆかりが十日もしのぶの面会に来ていないと知らされた澄子は、その後に行ったゆかりの夫・阿久津（あくつ）がオーナーの居酒屋で酔い払ったゆかりと再会する。そして愛人がいる阿久津に離婚を迫られているとゆかりから聞いた澄子は……!?
嘔吐による脱水症状で入院した小学４年生のサトシは、入院翌日にはすっかり元気になったのに退院直前で再び嘔吐してしまう。医師はそれを心因性の病気と考えてストレスや悩みがあるのではないかと尋ねるが、サトシの母親には思い当たる事がなく、サトシは“霊”のせいだと言い張る。そんな時、親友・ジュンがお見舞いに来た時のサトシの態度を見た北川澄子（きたがわ・すみこ）は……!?そしてアメリカ留学が決まった澄子は、母が癌だと知って？感動のラストを迎える完結巻。特別読切「流介バッシング」も収録！
