あらすじ

明治末の京都――人の業に纏わるモノ達の声を聞く“ゆめじい”。妖気ますます群れ集う京の夢堂を舞台に、因縁の物語も佳境を迎える。読み切り短篇連作集、堂々の完結。
明治骨董奇譚 ゆめじい(1)
長く使われ、愛され続けた物には、その主の“念”が宿ると申します。舞台は明治末の京都、骨董屋『夢堂』の店主・ゆめじいさんは、物に籠もる念を感じることができるらしく…!?作家やまあき道屯が独特の世界観で描く骨董怪異譚、待望の単行本化!!
明治骨董奇譚 ゆめじい(2)
明治末の京都――長く人に使われた「モノ」には、念が宿ると言います。その念を見ることが出来るゆめじいの元に、「モノ」達が集まり語り出す…。1話ごと、紐解かれる「人の業」の物語。読み切り短篇連作集。虐げられし薩摩下級武士の怨念が狙う先は……「矢の行方」ほか、全8話収録。
明治骨董奇譚 ゆめじい(3)
明治末の京都――人の業に纏わるモノ達の声を聞く“ゆめじい”。妖気ますます群れ集う京の夢堂を舞台に、因縁の物語も佳境を迎える。読み切り短篇連作集、堂々の完結。