あらすじ個性的な画風、独特の世界観、奇抜なストーリーと三拍子揃った松本次郎の傑作短編集。クラスの皆の前で自分の作文を読み上げていく級長の今日子(きょうこ)ちゃん。そこに書かれていたのは、変な宗教にハマっているお母さん、万引きしてる反抗期のお姉ちゃん、そして、よくオヤジ狩りに遭うお父さんのコト。だけど、今日子ちゃんはそんなお父さんが大好きなのです!
モラルの無い歪んだ世界に適応するのならば狂うしかない。 結局人は冗談と本気の間で生きてるんじゃないではと思わされる。 リアリティの無いリアル楽しめました。 この人の本は最後まで飽きさせない、ジワリと染み入ってくる。