ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
『男装薬師と女神の秘薬』のクチコミ投稿
クチコミで好きなマンガを広めよう!
話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
男装薬師と女神の秘薬
男装薬師と女神の秘薬
アドウマドカ
アドウマドカ
あらすじ
女は薬師にはなれず、手伝うことすら許されない――そんな厳しい規定がある中、薬師になりたいヴィヴィアンヌは男装をして天才と謳われる腕利きのジュリアンのもとへやってきた。逞しく、凛々しく、そして優しいジュリアン。一目見て恋に落ちてしまう。だけど女であることが知られたら、自分ばかりかジュリアンまで罰せられてしまう。恋心を胸中深くに沈めて誠実に働くヴィヴィアンヌであったが、ある日、ジュリアンが開発した“女神の秘薬”と呼ばれる媚薬を吸ってしまう。息苦しいほど身体が火照り始めた途端、性の扉が開かれた! ジュリアン先生が愛しい……秘薬によって抑えていた想いが激しくこみ上げてくる。そして看病してくれるジュリアンが汗を吸ったシャツを脱がして――とうとうジュリアンに女であることがバレてしまった!
男装薬師と女神の秘薬の情報の提供お待ちしてます!
掲載している内容の誤りや、この作品に関するおすすめの記事、公式情報のリンクなどはこちらからお送りください。みなさまのご協力をお願い申し上げます。
おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

父が亡くなり家族を養わなくてはならなくなった19歳のアメリアは、厳しいと評判のナニー養成学校に通っている。メソッドを学習しつつも子どもが大好きで激甘なアメリアは、子どもたちに大人気。ある日、ローズ院長からの推薦で名門ボードマン家へナニーとして派遣されることになったアメリア。そのお屋敷では、議員で昆虫研究家でもある若き領主ダニエルが、二歳の男の子エミールを育てることに疲れていた。エミールを一緒に育てていくなかで、三人は次第に疑似家族のように親しくなっていく。アメリアは、ダニエルの誠実さや男らしさに急速に惹かれていくが、ダニエルとアメリアは、旦那様と使用人という関係である。更には、なぜか不在とはいえボードマン家には夫人がいるはず。好きになってはいけない相手だと自分の気持ちを封じ込めようとするアメリア。それなのに、ダニエルはアメリアに「もっと君と一緒に過ごしたい」と告げてくる。
忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

父を亡くし母と二人で喪に服している没落領主の娘シャーロットは、ある日城の近くで若い男性が倒れているのを見つけた。謎めいた男を城に連れて帰ったが、彼の持ち物はラウリと刺繍された麻袋が一つ、そして大変な美貌だった。母の計らいで彼の看病をするシャーロットはたちまち彼に惹かれていく。一方のラウリはシャーロットに「隣のベッドで寝て欲しい」と願う。それに対して母が出した条件は「シャーロットと結婚しエングルンド領主となること」。ラウリはその条件に頷き、二人は新婚生活を送るが幸せな日々は長くは続かない。王都から捜索隊がやってきたのを皮切りに、ラウリを陛下と呼ぶ男が現れ、必ず迎えに来ると言い残して王都へと旅立つ夫。しかし迎えのないまま季節が過ぎ、居ても立っても居られず王都へ向かったシャーロットに投げかけられた言葉は「おまえ…誰だ?」シャーロットは記憶を失った美貌の王に語る。二人の愛と幸せだった北国での日々を――。
花嫁は復讐の罠に落ちて

花嫁は復讐の罠に落ちて

伯爵令嬢のフェリスは、字のあまり綺麗ではない父の代筆を行っている。相手や状況に応じて書き分ける筆致の持ち主でいつしか評判になっていた。ある日、ローランド・ディルビーとい名の男爵家の当主からいきなりプロポーズをされる。驚くフェリスに対し、父であるターナー伯爵は友人の息子という理由で了解してしまう。そして花嫁修業の名のもとにディルビー男爵家に行くことになったのだが、そこでなんと伽を教える学校へ通わされ、あられもない姿で未来の夫を喜ばせる方法を教え込まれる。さらに式も挙げていないのにローランドに処女を捧げてしまう。戸惑うが、身体ははしたなくローランドを求めてしまう。身も心も溺れてしまったと悟ったフェリス。だが、同時にローランドの二面性に気づいてしまい、愛を疑い始めるが――。
豪傑の王子と悲しみの銀豹姫

豪傑の王子と悲しみの銀豹姫

昼は銀色の豹、夜は麗しい娘――フロイラインはそんな悲しい運命を背負った姫だった。物心ついた時には黒い森にある古城で家令のアイネイアスと二人きり。心は後ろ向きになるばかり。いつものように森の中を駆け回っていたら、美麗な男と遭遇する。珍しい人間との遭遇にフロイラインの心は弾み、つい彼の頬をぺろぺろと……。楽しい時間は束の間。夜の帳が降り始めるとフロイラインは慌てて古城に戻ってきた。ところが男は豹の足のフロイラインを追いかけ、古城にやってきた! 男は隣国の王子エーレンフリートと名乗り、フロイラインに優しく接してくれる。傍にいたい、必死の想いで真実を告げると、エーレンフリートはフロイラインを受け入れ、愛をささやき、優しく官能の世界へと誘ってくれる。すべてを委ね、処女を捧げたものの、エーレンフリートの祖国では異種な姿の動物は不吉と言われていて――。
双頭の愛に溺れて

双頭の愛に溺れて

三人のリズムが熱く激しく濃厚に……蕩けた一つの愛を奏でる■女たちが黒いヒジャーブで全身を隠し、慎み深く暮らす砂漠の国アルジャゼル。この国には、二人の王位継承候補がいる。同日同時刻に生まれた異母兄弟、第一王子ダウードと、第二王子ファイサル。異なる美質と才能を持ち合わせた二人は、それぞれが家臣国民の支持を集めて、次代の王座を巡る世論はかまびすしい。だが、当の二人は、互いに譲り合い、分かち合う仲の良さ。ゆえに二人が成人した今も、世子はなかなか確定しない。業を煮やした先王は、王家に古くからある伝承を持ち出す。「国王を決め兼ねた時、緑の瞳と、双頭の蛇の印を持った娘が現れて守護神となる」。その娘を射止める者こそ次代の王だと――。ある日、揃って町の市場を訪れた二人の王子は、手籠めにされかけた娘ベガを救う。ヒジャーブを剥ぎ取られ、素顔も肌身も露わにされたベガは、緑の瞳と、双頭の蛇にも似た形の痣を持っていた! 美しいベガに魅了された二人の王子。たちまち始まる恋のさや当て。お互いを認め合う異母兄弟と、二人の想いを受け止める伝承の美女。三人が選んだ究極の愛の形……とは!?
巡愛~薔薇王、美しき妃、無敵の将軍~

巡愛~薔薇王、美しき妃、無敵の将軍~

決して交わらぬ三人の想い。女と男、男と男――友情と禁断の恋情。■美貌を謳われた若き王クリストファーは、王位簒奪を狙う勢力の陰謀にかかり、毒を盛られて死亡する。この事態を予見していたクリストファーは、王妃ダナエにメッセージを遺していた。「次に狙われるのは君だ。救国の英雄レオグラネイードスを頼って密かに城を脱出せよ」と。敵の囲みをすり抜けて迎えに来たレオグラネイードスに、わが身を託すダナエ。だがそれは、かつて自分への欲望を隠さなかったレオグラネイードスに、守り抜いてきた貞操を与えることを意味していた。一方、レオグラネイードスは、忠節を捧げた主君であり、幼少のころから無二の親友でもあったクリストファーの死に様をいぶかり、ダナエの裏切りを疑う。疑念を晴らすため、レオグラネイードスはダナエの肌着を剥ぎ取り、震える秘唇に二本のスプーンを差し込んだ――左右に広げられた陰裂の奥には、ダナエの乙女を証す、いまだ手つかずの襞が!! 死に際して純潔の妻を友に預けた王の切ない本心。遺された二人の愛蕩と贖罪。女と男。男と男。三人三様、互いを想いながらも堂々巡りする禁断の関係!!
堕ちた令嬢

堕ちた令嬢

君は罰を受けよ――裏切られた貴公子が与える愛と屈辱■両親の遺領を守り、倹しく暮らす貴族令嬢リリア。その美しさを誰もが賞賛しているが、侍女の給金にも事欠く家計を回す伯母ユスティーナは「困窮を脱するには老いた富豪に見初められるのがよい」と強い、リリアは恋を諦めていた。ある日、旅の青年アダムが宿を求めてリリアの古城を訪れる。ユスティーナは凜々しいアダムを警戒するが、宿賃欲しさに逗留を認めたところ、案の定、リリアとアダムはたちまち惹かれ合う。不犯の戒律に従い最後の一線だけは守りながら、アダムはユスティーナにリリアとの結婚の許しを請う。だが、ユスティーナは、次男に生まれて家督を継げないアダムを罵倒し、強姦罪で官憲に訴える。リリアもなぜか無実を証言せず、アダムは鞭打ちの刑に処せられる。それから二年。落剥したリリアは、ユスティーナに命じられるまま、美貌を金に替えることができる稼業――ヌードモデルの仕事に就いていた。売笑寸前の醜業に堕ちた彼女の前に現れたのは、夭折した兄にかわって侯爵位を継いだアダム。大金を積んだアダムは、全裸のリリアに、両脚を大きく広げて、花園をさらすよう冷たく命じた……リリアの贖罪、そして裏切りに潜む深い闇とは?
逃亡アイドルと肉食獣

逃亡アイドルと肉食獣

アイドル少女と肉体美を持つ野獣の恋■名門スポーツクラブでダンスコーチをしているミントは、一般人の女の子とは違うオーラを発している、ぱっちりとした瞳の磨きあげられた女の子。過去のトラウマで接触恐怖症を持つ彼女を匿うように、仲間たちが温かな友情で守っていた。そんな彼女の前に、見事な筋肉を持つアメリカ帰りの遊海が現れる。筋肉フェチのミントにとって、垂涎ものの彼の筋肉も、感じの良い笑みを浮かべるチャーミングな顔立ちも、惹きつけられるものだった。そして遊海のほうもミントに興味を持ち、彼女に接近しようとする。だが、彼のアメリカナイズな行動は、接触恐怖症のミントにとって大きな壁に感じられた。そんなミントへ、過去のトラウマの原因となる危険が迫ってきて……。
押しかけ女房の秘密のレシピ

押しかけ女房の秘密のレシピ

究極の手料理と私、どうぞ美味しく召しあがれ!■大事な時に発熱するという体力不足から、茶道の家元の跡継ぎ候補を外された翠は、義兄の誘いに乗って東北の大学へ通っていた。そのキャンパスで出会った医学部生の豪介。端正な顔立ちで武士のように凛々しいが、武骨で潔癖で付き合い辛いという噂の彼に一目ぼれをする。義兄の応援のもと、翠は得意の手料理で、豪介を落とそうと一念発起。しかし豪介は、なんと三大欲を失っていた。そんな彼を助けるための手料理と、そして自分自身も美味しくいただいてもらうために、翠は究極のレシピで攻めていく!
試し読み
愛と生贄の森

愛と生贄の森

最強精力を持つ男だけがセシルの虚弱な命を回復させる■十八世紀末ロンドン郊外、ジェントルマンと魔族が共存する時代。北の領地の末裔セシルが、南の少年領主のもとに嫁ぐこととなった。二十歳になったセシルは体が弱く、生命の危機を迎えていた。さらにセシルは両性具有であり、未熟な身体を恥じていた。十五歳のランスロッドは不死身の勇者として知られ、その体液には強い毒性がある。セシルを迎えたランスロッドは、年上の許嫁に思いを寄せる。生まれながらにして生贄という運命を持つセシル。ランスロッドは、愛するセシルを救いたいと願って……。
焔の絆~御曹司は愛を囁く~

焔の絆~御曹司は愛を囁く~

実業家の娘アーサは、父の経営するコーヒー・ハウスで働いている。幼いころに火事に巻き込まれ、腕と背中に火傷の痕が残り、それがコンプレックスになっている。夏でも長袖を着て神経質に痣を隠し、舞踏会に参加しても壁際に立ったまま。そんなアーサだが、ある日、お客の一人がアーサに「あなたが運命の人だ、あなたを探していた」と告げてくる。その相手は伯爵家の嫡男ルシアン。しかしアーサは首をかしげる。彼に探される理由がわからない。常連客となったルシアンは、アーサに「好きだ」と囁き続け、絆されていくアーサ。順調に交際を続けていく二人だが、一緒になるために乗り越えなければならない課題は二つあった。アーサとルシアンの身分差、そして、アーサのコンプレックス。ルシアンはそれらを乗り越えるための計画を練るものの、一方のアーサは愛されていると思いながらも不安になるばかりで――。
おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

おちこぼれナニーは公爵様の愛に包まれて

父が亡くなり家族を養わなくてはならなくなった19歳のアメリアは、厳しいと評判のナニー養成学校に通っている。メソッドを学習しつつも子どもが大好きで激甘なアメリアは、子どもたちに大人気。ある日、ローズ院長からの推薦で名門ボードマン家へナニーとして派遣されることになったアメリア。そのお屋敷では、議員で昆虫研究家でもある若き領主ダニエルが、二歳の男の子エミールを育てることに疲れていた。エミールを一緒に育てていくなかで、三人は次第に疑似家族のように親しくなっていく。アメリアは、ダニエルの誠実さや男らしさに急速に惹かれていくが、ダニエルとアメリアは、旦那様と使用人という関係である。更には、なぜか不在とはいえボードマン家には夫人がいるはず。好きになってはいけない相手だと自分の気持ちを封じ込めようとするアメリア。それなのに、ダニエルはアメリアに「もっと君と一緒に過ごしたい」と告げてくる。
仮初の蜜月~血盟王に愛されて~

仮初の蜜月~血盟王に愛されて~

王都のはずれにある修道院には美貌の修道女見習いがいた。彼女の名前はレアーナ。王の娘であり、第一位王位継承者である―― が、『首を切られた王妃の娘』と呼ばれ、修道院の奥にある薬草園で師のラフログととともに働いていた。そんなレアーナはある日突然、父王に呼ばれて城へと戻った。豪華なドレスを着せられて連れていかれた先には、父と、宮廷に不似合いな野性味あふれる若い男性が居た。どうやら彼は伯爵であり『高地の民(ハイランダー)』の長であるらしい。わけがわからず首をかしげるレアーナに父王は「お前の夫になる男だ」と告げた――。もちろん、政略的な結婚である。急転直下、夫となるクレイグの領地へむかうレアーナは、その道中で賊に襲われてしまう。自分がなぜ狙われるのかを理解したレアーナは、急ぎ領土へ向かうことを提案する。領地で結婚式を挙げたものの、「試験結婚」だと信じているレアーナと本物の妻にと願うクレイグ、二人の想いはすれ違い、さらには、レアーナに王都から魔の手が迫りつつあり――。血盟王と忌み姫、二人の結婚の顛末は如何に。
秘蜜の再会愛~幼なじみは御曹司~

秘蜜の再会愛~幼なじみは御曹司~

ウェブ制作会社に勤める香椎みゆるは、かつて幼なじみと思いが通じ合った直後に寝言で他の女性の名前が呼ばれたことに傷つき逃げ出してしまった苦い思い出がある。それ以来誰かと付き合うこともなく社会人になり、今に至っている。そんなある日、ウェブサイトにAIを導入するプロジェクトを立ち上げることになり、みゆるもそのプロジェクトのメンバーに抜擢された。しかしそのプロジェクトのリーダーは若きCEO寺久保理人―― それは四年前にみゆるが逃げ出したその人だった。たちまち燃え上がるふたりの恋だが、みゆるに敵意剥き出しのライバルが出現し、更には理人の父親の逝去に伴う『お家騒動』が勃発し、二人の気持ちはすれ違っていくばかりで……。
深窓の歌姫は仮初陛下に溺愛される

深窓の歌姫は仮初陛下に溺愛される

歌が得意なリシャール王国の王女エマは、城の奥で大切に育てられている。ある日、内乱により両親を殺されてしまい、信頼する部下と一緒に城を脱出し大国セブラン王国へ助けを求めたエマ。リシャール再建を助ける条件として提示されたのは、リシャール王国の治安が安定するまで一時的にセブランの王子シドが執務にあたること、そして、エマと婚約すること。条件を受け入れたエマはシドに引き合わされるもなぜかシドは慇懃無礼な態度、そのうえ「俺の妃にふさわしい教育が必要だ」と言われ淫らな教育を施されることに。怒涛の展開にエマはすっかり途方に暮れる。一方、エマは側近と引き離されていた。シドは「内乱の黒幕がまだいる」というのだがエマには信じられず、さらに、シドには親し気な女性がいるようで――? 胸に秘めた淡い初恋が時を経ていま、動き始める。
騎士団長と人質姫~一途な恋の物語~

騎士団長と人質姫~一途な恋の物語~

大国ティンガーザインツの海辺にある神殿では、王の側室になる予定の『人質姫』ことファンティーヌが慎ましやかに暮らしていた。ファンティーヌが18歳になったある日、突然王都から使者がやってきて「后妃教育」を受けることに! 講師役は、王子であるが理由あって騎士団長として暮らしているレオニダス。彼に、王の側室として必要な知識だけでなくキスから始まる淫らなレッスンを施されるファンティーヌ。二人は急速に惹かれあっていくが、ファンティーヌは人質であり側室となる身、レオニダスに身を委ねるわけにはいかない。二人とも自身の恋心に蓋をする決意をするが、近海を荒らしまわる海賊が出没しファンティーヌを攫ってしまう! どんな時でもレオニダスを思うファンティーヌ、陰になり日向になりファンティーヌを守るレオニダス、一途な二人の恋物語。
俺様領主の甘美な誘惑~臆病な恋を終わらせて~

俺様領主の甘美な誘惑~臆病な恋を終わらせて~

美貌の村娘マーガレットは、二十歳という若さだが三年前に川の事故で亡くなった婚約者が忘れられず、老人たちばかりが暮らしている限界集落でひっそりと暮らしている。マーガレットの幸せを願う村人たちは、村から出ようとしないマーガレットを歯痒く思っている。そんなある日、集落を訪ねてくる人があった。その美貌の青年は領主だという。傍若無人な態度の若き領主は、献身的なマーガレットに向かって「辺鄙な村に村人を縛っているのはお前だ」と言う。領主様を徹底的に避けるようになるマーガレットだが、ある日、山の幸を取りに行った先で、大雨に降られてしまう。翌日戻った村では、三年前と同じように川が増水し、今にも氾濫しそうになっている。濁流を前に身をすくませるマーガレットの腕を引く者があった。「馬鹿。しっかりしろ」俺様で毒舌な領主様が、まっすぐに愛を注ぎ、頑なで臆病になっているマーガレットを未来へと甘く誘う――。
おじさま軍人公爵の愛は、甘く切なく

おじさま軍人公爵の愛は、甘く切なく

男爵家の娘アマーリエは、幼いころから繰り返し靄が襲ってくるという悪夢に悩まされていた。幼い頃の事故が要因だといわれるが、そのせいで外出すらままならない。そんなアマーリエだが十八歳の誕生日に両親から婚約者の存在を告げられる。その相手は公爵家当主であり英雄的なエリート軍人オズヴァルトだった。そのオズヴァルトが別荘に招待してくれているというのだが、アマーリエには気がかりなことがあった。それはオズヴァルトとの『22歳の年の差』。彼はどこで自分を見初めたのか、そしてなぜ両親はこの結婚を推しているのか。疑問を抱えたまま別荘に到着したアマーリエだが、不運にも倒れてしまう。苦しみから救ってくれる甘い唇とあたたかく逞しい腕に徐々にアマーリエは惹かれていって――。
忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

忘れられた令嬢~暴君王は何度も恋に落ちる~

父を亡くし母と二人で喪に服している没落領主の娘シャーロットは、ある日城の近くで若い男性が倒れているのを見つけた。謎めいた男を城に連れて帰ったが、彼の持ち物はラウリと刺繍された麻袋が一つ、そして大変な美貌だった。母の計らいで彼の看病をするシャーロットはたちまち彼に惹かれていく。一方のラウリはシャーロットに「隣のベッドで寝て欲しい」と願う。それに対して母が出した条件は「シャーロットと結婚しエングルンド領主となること」。ラウリはその条件に頷き、二人は新婚生活を送るが幸せな日々は長くは続かない。王都から捜索隊がやってきたのを皮切りに、ラウリを陛下と呼ぶ男が現れ、必ず迎えに来ると言い残して王都へと旅立つ夫。しかし迎えのないまま季節が過ぎ、居ても立っても居られず王都へ向かったシャーロットに投げかけられた言葉は「おまえ…誰だ?」シャーロットは記憶を失った美貌の王に語る。二人の愛と幸せだった北国での日々を――。
無垢な乙女は王宮騎士に染められる

無垢な乙女は王宮騎士に染められる

幼いころのトラウマによって男の愛を利己的なものを考えているキャセル。自分を守るために騎士になった姉を想い、姉が負う怪我を治したいと薬師の道に進んだ。ある日、キャセルは森で傷ついた騎士と遭遇する。その騎士の上司でウィリスと名乗る将校に手伝ってもらいながら傷の手当てをするが、騎士のケガの理由を聞いて憤慨する。愛を示すために銀色熊と戦い、爪を持ち帰るためというのだ。もし死んでしまったら恋人は悲しむのに! やはり男の愛は自分勝手で利己的! そう考えるキャセルにウィリスは違うと説く。愛するが故に深い想いを伝えたいのだと。ウィリスは俺が証明して見せるからしばらく付き合おうと提案する。本当だろうか? 懐疑的なキャセルだったが、ウィリスの与えてくれるキスや愛戯はキャセルに蕩けるような世界を教えてくれて――。