▼じみへん第81~160話 ●本巻の特徴/誕生日が近づき、欲しいものが見つからないでイラだつ子供(第135話)、電車に乗ったとたん、周りの会社員たちにいちゃつくカップルにからむよう期待される工員風の男(第140話)、ドナりつけられるウェイトレスのいるレストランを開業した夫婦(第147話)が登場、世の中みんな病んでいます。今回の著者のコラムは「東京について」「相撲について」「車について」「酒について」「山について」「お風呂について」「ポルノ映画について」。著者のあとがきには「一つ一つはたいして面白くないと思っていたのにまとめて読むとけっこういけるじゃないらと錯覚できる」というじみへん単行本推奨の言葉が載ってます。
▼じみへん第281~360話 ●本巻の特徴/日本ネジしめ連絡会の発展をうれう男(第281話)二階の窓から双眼鏡で鳥を見るといいながら女子高生を見る老人(第284話)「たかが競輪」といいつつ負けてショックを受ける親父(第286話)「佇む」という言葉に妙なこだわりを持ってしまう男(第287話)など。第4巻では23コマだったコマ数が、本巻では、ほぼ15コマに戻っている。また第327話では、久々に4コマ(もしくは5コマ)が3本掲載という形に立ち返っている。著者あとがきでは爪の生えぎわがさかむけたらどうなるかの話。著者のコラムでは「鏡」「写真」「折れた箸」「鉄工所」「大人」「くつ下」「サイン」という題で、著者のアルバイト体験などが語られている。
じみへんのなかで、トイレのあとに、トイレットペーパーを確認せずにパンツはける人が勇気ある人で、ウォッシュレット使って、確認せずにパンツはける人は、信頼する人、ってネタがあった気がするんだけど、何巻かわからない。 久しぶりに読みたくなった。