日本の夏、ホラーの夏……冷房なしでも涼しく過ごせるように、あなたを恐怖の世界に誘う一冊がまた出ます……乾いた都市感覚の絵柄の中から突如弾け出る、絶叫と、全身鳥肌立つ恐怖……モダン・ホラー漫画の旗手、高港基資のその作風は、現代的な学園青春漫画風の絵柄の中に、じわじわと迫る恐怖のエッセンスと、スティーブン・キ●グ氏も真っ青の脳天逆落とし的阿鼻叫喚の絶叫シーンが満載になっています。その怖い表紙をおそるおそるめくってみて、その魅力魔力にハマって、恐怖の世界にヤミツキになってしまった人や夜中にトイレに行けなくなってしまった多くの読者の皆様から、続々と畏敬と称賛と絶賛の声が寄せられております。今回の第3巻は、ページボリュームアップの上に、前巻の1巻2巻よりもさらに怖度が上がってます!
怖いものが読みたいけど寝られなくなるようなトラウマになるやつは嫌だなって人にオススメです。自分がまさにそういうタイプなので。怖い話が好きな人なら大体こういう流れだなって掴めるようなストーリーが多いのですが、それを絵で見るとなるとまた違う実感がありますよね。次のページをめくるのが怖くなるようなハラハラを味わえますが、端正な絵柄なのでそんなに恐怖心が残らない…タチが悪くないホラーだと思います。上手いアナログ絵って読みやすくていいですよね。