あらすじ

ドブ板通りの酒場にオンボロ安アパート。物悲しくも温かい町並の人情を、下町の伝道師が木目畳目まで鮮やかに描き切る。涙と笑いの人生劇場、完結編!!
お三十路の町(1)
ガード下の雑踏の音が聞こえてくる…。酒臭いおっちゃんも、濃い化粧したネエちゃんも、みんなたくましく生きている。とことん哀愁を味わってみるのも時にはいい。四畳半の空気がそこはかとなく漂う、大人のための戯画。
お三十路の町(2)
ある時は段ボールハウスの中で、またある時は町の定食屋で垣間見る人生訓…。世知辛い世の中を生きる、貴方に贈る新バイブル。凍てついたココロを温める東陽片岡的挽歌。
お三十路の町(3)
ドブ板通りの酒場にオンボロ安アパート。物悲しくも温かい町並の人情を、下町の伝道師が木目畳目まで鮮やかに描き切る。涙と笑いの人生劇場、完結編!!
Neverland Diner

Neverland Diner

母親に連れられたお好み焼き屋、大人の仲間入りをしたバー、 いつの間にかなくなったしまったレストラン、家族で通った焼肉屋などなど、 懐かしかったり、苦かったり、切なかったり、 誰にも必ず一つはある思い出の飲食店をテーマに 各界の著名人が綴った名エッセイ集『Neverland Dinner』を 人気マンガ家たちがオムニバス・スタイルでマンガ化!
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やさぐれ煩悩ブルース

やさぐれ煩悩ブルース

古いが雰囲気のある居酒屋で酒を飲んでいる男。彼は煩悩と快楽について語っている。例えば、酔っ払って布団に入り、眠りに落ちる時の気持ちよさ。あるいはラーメンと一緒に春巻きをパリパリと食べている時の高揚感。ひとしきり話した男はスナックに行こうと思い店を出るが…。──作家本人が、酒、パチンコ、女等々についての体験を語る、思わず共感してしまうエッセイ風ギャグ漫画。
ほどよい男たちのバラード

ほどよい男たちのバラード

「ちきしょう、たまんねえぜ、ここの煮込みはよぅ」居酒屋で、サングラスにパンチパーマの男が一人、酒を飲んでいる。そこに現れたのはグチを聞くのが仕事の「グチ聞き屋」。パンチパーマはグチ聞き屋に一杯飲ませて話を始め…。──飲み屋に、スナックに、ピンサロに、ダメな男達のドラマがある。哀愁漂うシュールギャグ短篇集。
段ボール低国の天使たち

段ボール低国の天使たち

首都高の下でダンボールハウスに住む三人の男達。その内の一人、トメさんが一升瓶を持って来たので酒盛りが始まった。それにしてもどうやって酒を入手したのだろう。不思議がる二人に、トメさんは事のいきさつを話し始めた。なんでも彼は、割烹「志乃」の美人女将の前で切腹しようとしたらしいのだが…。──お金は無いが明るく生きるオッサン達の日常を描く、なぜか元気が出るギャグ作品集。