あらすじ

本当の仲間を得て、真の強さを知る――。師を失い、進む道に迷う“龍殺し”の青年。その先を照らすのは、孤独を振り払う友情と、守るための強さ。圧倒的王道青春ファンタジー、大人気コミカライズ完結!!!
龍鎖のオリ-心の中の“こころ”- 1巻

痛みを超えて、立ち上がれ。己の鎖を断ち切って――。精霊が棲まう世界で、剣や魔法、気術を競い合うソルミナティ学園。実力主義のこの学園で、力が向上しないアビリティ「能力抑圧」を授かってしまったノゾム・バウンティスは、身に覚えのない噂によって恋人や幼馴染も失い、周囲に蔑まれながら希望が見えない日々を過ごしていた。学園の落ちこぼれである事実から逃避するかのように己を鍛えるノゾム。剣の師匠であるシノ・ミカグラと続けてきた血の滲むような特訓は学園トップの才媛、アイリスディーナ・フランシルトとの出会いを呼び込む。彼女との出会いがノゾムの世界を少しずつ変えていこうとする中、彼は深い森の中で巨大な龍と遭遇する――。

龍鎖のオリ-心の中の“こころ”- 2巻

“龍殺し”となった青年と彼を導く師匠。その関係は、愛よりも深く、絆よりも強い――。スパシムの森の奥で迷い込んだ封印世界で伝説の龍・滅龍王ティアマットを死闘の末に倒し、“龍殺し”となったノゾム・バウンティス。能力抑圧を解除することに成功し、龍の力を手に入れた彼に、師匠のシノ・ミカグラはこれからどうしたいのかを問う。ノゾムが最底辺に落ちた理由を、現実と向き合うことから逃げ、諦めたからという厳しい指摘をしながらも、いまだ疼く彼の心の傷を癒すように優しく抱きしめるシノ。学園への復帰の際もアルカザムまで付き添ってくれたその姿に何か引っかかるものを感じ、マルスとの模擬戦を終えてシノが住まう小屋に戻ったノゾムに、師は最後の修練を始めようと告げる。それは、彼女と本気で殺しあうことだった――。その力は、現実という試練と向き合うために。圧倒的な迫力で描き出す王道青春ファンタジー、大好評コミカライズ第2巻!

龍鎖のオリ-心の中の“こころ”- 3巻

本当の仲間を得て、真の強さを知る――。師を失い、進む道に迷う“龍殺し”の青年。その先を照らすのは、孤独を振り払う友情と、守るための強さ。圧倒的王道青春ファンタジー、大人気コミカライズ完結!!!