「まひろ体験」で第9回講談社漫画賞を受賞した西 尚美先生の贈るディテクティブ(探偵)ストーリー、上巻! 有賀探偵事務所の美人OL・香都子(かつこ)は、所長の有賀の元で秘書として働いていた。だが、この探偵事務所は赤字続きで家賃もろくに払えていない。そんな折、美女が依頼に来た。詳しい話を聞こうとすると姿を隠し、代わりに50万円の現金と依頼内容が書かれた紙が置いてあった。依頼内容は、香取 柊(しゅう)という青年の身を守る事。早速、その青年宅を訪ねると、家主・柊は頭から血を流して倒れていた。状況を聞くと、二人組の男にやられたというのだ。そして、この身辺警護の任務を有賀は香都子一人でやるように指示する。酔えば怪力を出す香都子だったが、二人組のチンピラに誘拐されそうになったりと、危険な状況が続く。果たして、真犯人を見つけ、柊を守ることは出来るのか? <目次> ・ほんのジョークで… ・なんの因果か… ・不思議な縁で… ・これが運命か… ・夜がおまえにキスをする… ・やさしい朝におやすみ 原版:グリーンアロー出版 2009年2月23日発行
「まひろ体験」で第9回講談社漫画賞を受賞した西 尚美先生の贈るディテクティブ(探偵)ストーリー、下巻! 有賀探偵事務所の香都子(かつこ)と香取 柊(しゅう)は、二人で探偵家業を営むことになった。婚約中に失踪した尾崎清子の捜索を両親に頼まれた。清子がいなくなったことで、婚約者・新藤 豊は怒り心頭で婚約破棄を清子の両親に宣言し、慰謝料300万円まで取っていったのだ。なぜ清子は失踪したのか? どうしても理由を知りたい清子の両親は香都子に捜索を依頼したという訳だ。そして、キーマンとなるのが、清子に豊を紹介した女占い師。早速、この占い師のところに調査に行った香都子は、何の成果も上げられなかった挙句、お見合いを紹介され、つい待ち合わせに向かってしまう。果たして、清子はどこにいるのか? そして、この依頼に潜む悪の罠とは一体…!? 香都子と柊の天然コンビが難事件を解決する探偵物語も今巻で完結。<目次> ・贈り物は昼下がりに ・黄昏に花束を ・ターゲットはふりかえる ・夢の果てまでも ・ウエディング・マーチが聞こえない ・ただいま最前線突破中【完結】 ・あとがき 原版:グリーンアロー出版 2009年2月23日発行