あらすじ

溺れちゃいけない恋だってわかってた。でも理性なんて忘れて、1秒でも早く愛し合いたい――。陽介(ようすけ)に手を引かれ、店を連れ出された天音(あまね)。人気のない路地裏で抱きしめられ「店を辞めてくれ」と乞われる。「天音のこと俺だけのものにしたい」 恋愛はしないはずの陽介だったのに、初めて見る余裕のない表情や抱きしめられて感じる心音は、まるで本気で恋をしているようで… お互いの熱情を確かめあった二人は、深く奥まで身体をつなげて―― 遊び人×ピュアボーイのアダルトアバンチュール、甘くドラマティックな最終話!
溺れるアンチロマンス act.1

ゲイ向けナイトクラブで働く天音(あまね)は、Hな触れ合いを許さない。その姿は客の興味を誘い、高嶺の花として愛でられている―― が、実はうぶすぎるだけのピュアボーイ。ただホンモノのセックスと恋を知りたいだけなのに…。そんな折、クラブに常連客の陽介(ようすけ)が来店する。落ち着いた大人の色気に見惚れるも“遊び人”と噂通りの百戦錬磨。甘く誘われ連れて行かれたのは、なんとVIPルーム! この店のVIPルームでは料金を払えば抜きまでできるのだが―― 「セックスのことなら俺が教えてあげる」 経験豊富でSな色男×触れ合い恐怖症なピュアボーイ。遊び人のテクで心もカラダも翻弄されるアダルトアバンチュール

溺れるアンチロマンス act.2

ウブすぎる身体をアップデートすべく、キケンな遊び人・陽介(ようすけ)とVIPルームで過ごしふれあいに慣らされていく天音(あまね)。これは店内限定の関係―― と思っていたのに、ひょんなことから陽介と店外で美術館デートへ行くことに。手慣れた様子でエスコートされ、さりげない気遣いにもドキドキしてしまう…そんな天音の気持ちを知ってか、陽介はからかうようにこっそりと指を絡ませ、耳元に囁きかける。刺激に慣れない天音の身体は簡単に昂ってしまい――…。

溺れるアンチロマンス act.3

「陽介(ようすけ)さんのを奥まで挿れられたら、オレ――」 ただの客とキャストのはずなのに…陽介のことを考えるだけでなぜか落ち着かない天音(あまね)。それなのに陽介から与えられる快楽は激しさを増していき…!? 鏡の前で激しくイかされて、淫らな妄想が止まらなくなってしまう。――そんな折、ひょんなことからプライベートで陽介の家を訪れることに。高級タワマンに1人暮らす陽介は、何か寂しさと秘密を抱えているようで…。

溺れるアンチロマンス act.4

“あの人に”抱かれたい――。セックスへの興味を越えて、いつの間にか陽介(ようすけ)に心も身体も惹かれてしまっていた天音(あまね)。誰かを本気で好きにならない彼に、この気持ちがバレたら終わり…そんな恋だと分かっているのに、触れる熱が温かくて安心して、もっと欲しくなって――。この人と、ちゃんと恋がしたい。そう思って、陽介好みのテクニックを身につけようと頑張る天音だけど… 「天音が他の奴に触られるの、我慢できない」その独占欲は、ただのマーキング? それとも――?

溺れるアンチロマンス act.5

溺れちゃいけない恋だってわかってた。でも理性なんて忘れて、1秒でも早く愛し合いたい――。陽介(ようすけ)に手を引かれ、店を連れ出された天音(あまね)。人気のない路地裏で抱きしめられ「店を辞めてくれ」と乞われる。「天音のこと俺だけのものにしたい」 恋愛はしないはずの陽介だったのに、初めて見る余裕のない表情や抱きしめられて感じる心音は、まるで本気で恋をしているようで… お互いの熱情を確かめあった二人は、深く奥まで身体をつなげて―― 遊び人×ピュアボーイのアダルトアバンチュール、甘くドラマティックな最終話!