声フェチの実千花(みちか)の癒しは大好きなシチュエーションCDを聞くこと。ある日、ちょっとエッチなCDを買ったところを同僚の荒里に見られてしまう。最悪…そう思う実千花をからかうように耳元で名前を呼ぶ荒里。それだけで、彼のことを意識させられてしまった。思わず逃げ出した実千花は、翌日帰ろうとしたところを荒里に引き止められてしまう。「お前さ、オレの声好きだろ」そう言った荒里に目隠しをされる実千花。嫌なはずなのに、耳元で熱をおびた声で囁かれ、焦らすように繰り返される胸への愛撫が実千花を追い詰めていく。トロトロにとけていく身体と思考。ついには「イくとこ見たい」という荒里の言葉でイッてしまい…。
あの夜、荒里の声で乱れたことを指摘された実千花。認めずにいたら<イったら荒里の好きにさせる>という賭けを持ち掛けられ…
荒里の前でひとりエッチをさせられる実千花。触ってくれないくせに声で煽ってくる荒里にムカつきながらも身体は疼いてしまって…
荒里への想いを自覚した実千花は、ある日彼の声が少し違うことに気づく。いつもよりかすれた低い声にときめいてしまい…。
荒里への想いが募っていく実千花。もっと色んな表情を自分だけに見せて欲しいと思うようになって…。大人気シリーズ堂々完結!