金持ちの息子で顔もいい影久(かげひさ)あやせは、金と顔目当ての人間に囲まれてうんざりしていた。ある朝突然、父が雇った家政夫の広崎初(ひろさきうい)と対面したあやせ。ニコニコ朗らかで従順、家事も完璧と献身的な初の姿に、イライラを募らせるあやせは、「どうせアンタも金が欲しいだけなんでしょ」と初を強引に押し倒し━━。
金持ちの息子・あやせの家政夫をすることになった初(うい)。朝目覚めると、いつの間にかあやせの家に居り、強制的に住み込みであやせの専属家政夫になることに。戸惑う初に、あやせは「初のことが好きになったから」と告げる。初恋もまだの初は、戸惑いを隠せず…。
2人で入ったお風呂で身体をあずけてくる初(うい)に、勃ちかけてしまったあやせ。お風呂から出ようとするあやせを引き止め、「俺に任せてくれませんか?」と奉仕しようとする初に――!?
再度の告白で付き合うことになった2人は、「初(うい)に似合いそうな服がある」と週末にデートをすることに。しかしあやせが選んだ店は、びっくりするほどの高級店。「俺が見たいだけだから」と値段を気にしないあやせに、初は戸惑いを隠せず…。
デート以降、あやせを見るとドキドキしてしまう初(うい)は、“らしくない”失敗をして、あやせにも心配されてしまう。さらに初を撫でようとしたあやせの手を、思いっきり避けてしまうが、その反応にあやせは「僕のこと好きになってくれたの?」と嬉しそうに聞いてきて――。
あやせと初めて体を重ねた次の朝、初(うい)は恋人と過ごすゆったりとした休日を満喫していた。しかし、あやせの実家がお金持ちだったことを思い出し、急に不安になってしまう。悩む初に、あやせは……。