あらすじ日の本一の絵師を目指し柴又村より江戸にやってきた松田。許せぬ悪に闇の仕置を下す絵草紙問屋の鷹屋重三郎、絵師の雪士たちと意気投合し、ともに外道を始末することに。まだまだ絵だけでは食べていけない松田は、口入れ屋を通じて材木商・木曽屋で働いていた。松田の豪力ぶりを見た火盗改メの冴島法厳は、外道同心を殺し丸太で行く手を塞いで逃げた犯人として怪しんでいた。一方、江戸では火事が頻発しており……。松田が大活躍する『木曽屋炎上篇』をまるごと収録した待望の最新刊!