遠い未来。環境汚染の激化により地表での生活を諦めた人類は、地下に掘った巨大な縦穴【地下都市】での生活を余儀なくされた。主人公「よたか」は、3層で構成される【地下都市】の中で最も深部の区画で生活する少年。彼が生活する区画は、本来【地下都市】の廃棄物を集積するために作られた場所だった。ある日、いつものように上部区画で廃棄され落下してきたゴミを漁る「よたか」。彼が見つけたものは、壊れかけで記憶もない一体のアンドロイドだった―――。ひとりの少年と、アンドロイドの出会いで、物語は動き出す。「ねぇ、探しに行こうよ。君の失った全てを―――!」
1巻発売でまさかのしれっと全5話公開してたので読んだ。神田ユウ in NO.6って感じの作品でどっちの作品も好きな自分にはツボだった。 「これ作者螺旋が描きたかっただけなんじゃないかな」っていうくらい螺旋の美しさがすごい。 『コロニーの最下層のゴミ処理場に落ちてきた黒髪ポニーテールのアンドロイド』ってヤバいでしょ。 というか自分の感想として、螺旋以外のキャラとかストーリーとか正直全部イマイチで流し読みしてしまった…でも螺旋の顔がいいから全部オッケーです!!って感じ。 5話は螺旋の美しさが全開でアンドロイドとして滅びていく姿が最高だった。目玉が鍵とか最高に厨ニで大好き。 右目を取り出すところの白黒の陰影だけで描かれた見開き最高だったし、そのあとの四肢がもがれて配線剥き出して落ちていく螺旋のシーンも美しかった(崩れ落ちる瓦礫が画面に立体感だしてるところ好き)。 この3ページが無茶苦茶良かったので単行本買いました。 やっぱこれ螺旋が美しいマンガだわ…。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_CB01201836010000_68/