あらすじごく普通の街に住む子供たちの日常は、ある異形の出現で崩れ去った。乗る者の個性を具現化し可能性を増幅するロボに乗り、絶望から未来を取り戻せ。――3D造形家・小林和史が生み出した人気ロボットキャラクター「メカトロウィーゴ」のオリジナル漫画が誕生! さらになんと世界的メカニックデザイナー・大河原邦男オリジナル機体も登場!!
メカトロウィーゴのメカデザインが前から好きだったので、漫画になったと知り早速読んだんですが、これほど高次元すぎる内容とは思わずストーリーについていくのが大変でした。メカトロウィーゴの魅力よりも、敵キャラクターや謎のウイルスモンスター、それらがもたらす絶望的展開に対する恐怖の方が遥かに上回ってしまった… 少年向けロボット漫画のテンションで読み始めるとめちゃめちゃ痛い目に合います。「大脳皮質」とか「完全量子力学」とか「量子もつれ」「右半身が高次元に属した人間」そういうのにときめく人にはたまらないくらい突き抜けてるとも言えます。 メカトロウィーゴ好きな人に、メカトロウィーゴ漫画とはこうあるべきなのかは聞いてみたいところです。