あらすじ

思い出せないってこんなに不安で苦しいんだ。寡黙な執着α×記憶喪失Ω、二人きりの箱庭オメガバース。遥人の迎えを待たないまま病院から帰り、見覚えのある街をさまよう絢。そこで以前自分と友達だったという男から声をかけられる。路地裏で話をしているといきなりキスをされ、「こーゆーこともしてたんだよ覚えてない?」と服の下に手を入れられ犯されそうになり……!?その日の夜、自分が何をしてきたか思い出せず涙を流しながら苦しんでいる絢に、遥人はついに二人の“過去”を話し始める――
籠の中のΩ~優しすぎる束縛~ 第1話

お前は本当にオレの“恋人”なのか―…?寡黙な執着α×記憶喪失Ω、二人きりの箱庭オメガバース。Ωの絢は交通事故で記憶を失ってしまう。意識を取り戻したとき、そばにいたαで、医者の遥人に引き取られることになる。遥人と恋人関係だったと言われても、絢は何も思い出せない。二人で家に帰ると、突然発情期の症状まで出始めてしまう。必死で抑制剤を探す絢を、遥人がゆっくりと後ろから押し倒してきて……「飲まなくていい」と絢はキスで口を塞がれた。それから、発情しきって、疼きの止まらない身体を激しく抱かれて……。

籠の中のΩ~優しすぎる束縛~ 第2話

もしかしてオレ、閉じ込められてる?寡黙な執着α×記憶喪失Ω、二人きりの箱庭オメガバース。記憶を失う前のお気に入りの場所へ、絢は遥人と出かけた。何も思い出せないながらも懐かしさを感じたと話すと、遥人が嬉しそうな顔をしていて、絢はじょじょに彼に心を許し始める。ところが翌日、絢が出かけようとすると、鍵が外れず、家から出られないようになっていることに気づく。絢は自分が軟禁状態なのを知って、驚くが……。

籠の中のΩ~優しすぎる束縛~ 第3話

思い出せないってこんなに不安で苦しいんだ。寡黙な執着α×記憶喪失Ω、二人きりの箱庭オメガバース。遥人の迎えを待たないまま病院から帰り、見覚えのある街をさまよう絢。そこで以前自分と友達だったという男から声をかけられる。路地裏で話をしているといきなりキスをされ、「こーゆーこともしてたんだよ覚えてない?」と服の下に手を入れられ犯されそうになり……!?その日の夜、自分が何をしてきたか思い出せず涙を流しながら苦しんでいる絢に、遥人はついに二人の“過去”を話し始める――

籠の中のΩ~優しすぎる束縛~ 第4話

オレを遥人の籠の中で愛してよ……。寡黙な執着α×記憶喪失Ω、二人きりの箱庭オメガバース。遥人は絢へ独白を続ける――絢に抱いてはいけない感情を持っていたこと、初めて発情期が訪れた、Ωの絢を抱いてしまった日のこと、家庭が壊れかけても、抱くのをやめられなかった自分のこと、そして二人きりになってしまった、その先のことを。絢の記憶喪失の原因とは……?遥人の懺悔のような告白に、絢の取った行動とは――すべてが明らかになる最終巻。