あらすじ

ついに始まったLGBTを讃えるプライドパレード! 街中がパレードで熱狂している中、葵は恋人型アンドロイドのゆいを持ち主の元から持ち去ってしまう……。それぞれの思いが交差する『私達の生きる世界』完結巻!
私達の生きる世界 上巻

小さい頃からミュージシャンを夢見ていた葵。自分にはミュージシャンとしての才能がないと気づきつつ出口のない日常を過ごしていた。どんどん苦しくなる気持ちを持て余す中、恋人型アンドロイドのゆいと出会うが──

私達の生きる世界 下巻

ついに始まったLGBTを讃えるプライドパレード! 街中がパレードで熱狂している中、葵は恋人型アンドロイドのゆいを持ち主の元から持ち去ってしまう……。それぞれの思いが交差する『私達の生きる世界』完結巻!

私達の生きる世界

夢半ばの女性が出会ったのは"恋人型アンドロイド" #1巻応援

私達の生きる世界 大野将磨
sogor25
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小さいころからミュージシャンになるのが夢だった主人公の葵。 しかし、夢を叶えることができないまま時間だけが過ぎ、彼女は自分に才能がないと気付きながらも現状から抜け出せず、体を売るという"仕事"ことでお金を稼ぎつつショーパブのような酒場で歌うという日々を送っていました そんなある日、"仕事"で謎の研究所のような施設に呼ばれた葵は、依頼主に「プレイを見せてほしい」と言われ、相手としてその依頼主が開発している"恋人型アンドロイド"のゆいを差し向けられます。 そこで一瞬、依頼主が離れて2人きりになる瞬間が生まれるのですが、その時 ゆいに「助けて」と囁かれます。 すぐに依頼主が戻って来たためその場では行動ができなかったものの、葵はゆいに心惹かれてしまう、という導入の物語です この導入からは夢破れた女性とアンドロイドの逃避行が始まりそうな予感がするのですが、どうやらこの作品はそんなにシンプルに物語は展開指定化なさそうなのです。 葵は相手がアンドロイドだということを理解しながらも相手をしていくうちに少しずつゆいに惹かれていくのですが、実はゆいが葵に対して語りかける言葉にはある"ウラ"があり、そうとは知らない葵の心は彼女の言葉にどんどん惑わされていきます。 さらに、この作品の重要な要素として「夢と現実」というキーワードがあるのですが、「葵のミュージシャンになる夢とそれが叶っていない現実」という序盤に登場した要素だけではなく、もう1つ、異なる意味での「夢と現実」という要素が登場し、そしてそのどちらもが葵を苦しめる要因になっていきます 2つの意味での「夢と現実」、そしてゆいの存在によって狂わされていく葵の人生が今後どのような道を辿っていくのか、最後まで目が話せない作品です。 上巻まで読了

私達の生きる世界

夢を追う絶望と近未来SF×百合

私達の生きる世界 大野将磨
名無し

1話目読んでどんどん面白くなりそうで楽しみになってます! 近未来のSFな世界観で、ミュージシャンになるべく練習に時間を使うため、18歳から体を売って稼ぐがそのまま4年後もうまくいってない。 他の人は売れていく。 どん底な気持ちになっているとき、金持ちの依頼で自分の持っているアンドロイドとセックスしてくれ、自分は見てると。 そして現れた恋人型アンドロイドの美しさに目を奪われ、行為中にその優しさに溺れていき、アンドロイドはここから逃してほしいと言うが…。 https://comic-walker.com/jp/contents/detail/KDCW_CB01201962010000_68/ 近未来な世界だけど今と変わらず生きづらい人々の生きづらい日々は変わらず、そんなどん底からすくい上げるような劇的な出会いもまた存在する。 SFではあるけど地に足のついた描写が設定にリアリティを出していていいと思った。 アンドロイドの彼女の意思は作られたものなのか?抜け出すために自分を誘惑しているのでは?あの優しい言葉は?プログラムなのか? 救って犯罪者になるのか、運命の出会いを諦めるのか。 そもそも自分の人生さえうまくいってないのに…。 と葛藤を見えて面白い。 第3話で、空中を移動するスケボーのような「ボード」に乗りこなすことで新たな出会い、そして「才能」と向き合うことにもなりそうだが、どうなっていくのか…。