安保の争乱は岸信介を退陣へ追い込んだ。権力抗争の果て総理の椅子についた池田勇人の下、日本は高度経済成長と所得倍増政策で経済大国への道に。一方、河野一郎の池田急接近で、岸信介・佐藤栄作は反池田にまわる。「吉田学校」かつての盟友池田と佐藤はついに激突。その池田も病には勝てず、東京オリンピックを花道に辞職、佐藤長期政権が誕生した。安定の水面下では、しかし、田中角栄と福田赳夫の「角福戦争」が始まっていた。傑作戦後日本史第4弾! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。