あらすじ誰にも言えない、親友の彼女・北見さんとの“ないしょの予習”継続中ーー。北見さんともホントの彼女・南さんとも上手くいっている板東だったが、そんな最中、教育実習でやってきた先生が姉の友人でもあり、板東の初恋の相手でもある夏織だった!!幼い頃から板東を揶揄ってくる夏織は、今もなお、かまってきて…!!一方で大人×女の勘で、夏織が北見さんを煽っていく…!!思い出の衝動が、目の前の欲望が、板東に迫る……ッ!!
本命の恋人がいながら、友達の恋人とキスをしたり手を繋いだりそっと触れたりの「予習」をする。 そんな都合のいいことあるわけないし、していいわけない、なのに止められない。 恋人のことが本当に好きなのに、背徳感や性欲に唆されてどんどん予習相手を好きになってしまう感覚が伝わってくる。思春期のうちにこんなことしてたら頭おかしくなっちゃうよ…!! とにかく予習相手・北見さんのキャラクター性が素晴らしい。 ショートカットで幼く見えるのに妙な色気があって、天真爛漫なのに影があって、こんな女の子が身近にいたらどうにかなりそう!と、自分まで思春期男子の気持ちになっちゃう……! ひとまず大人であることは忘れて、思春期男子になったつもりで読んでみましょう。一緒に悶えましょう。