あらすじ

ここは女王の香りがすべてを支配する蟻(あり)の帝国。ルーリャは弟と薬草を摘む平穏な生活を送っていた。ある日薬師(くすし)をかばったことで投獄された彼は牢内で発作を起こし「涙」を流す。その涙は周りの者を支配するフェロモン、ルーリャが「女王のたまご」であるしるしだった――。文善やよひが描くメタモルフォーゼ・ファンタジー、開幕!
蟻の帝国(1)

ここは女王の香りがすべてを支配する蟻(あり)の帝国。ルーリャは弟と薬草を摘む平穏な生活を送っていた。ある日薬師(くすし)をかばったことで投獄された彼は牢内で発作を起こし「涙」を流す。その涙は周りの者を支配するフェロモン、ルーリャが「女王のたまご」であるしるしだった――。文善やよひが描くメタモルフォーゼ・ファンタジー、開幕!

蟻の帝国(2)【電子限定おまけ付き】

母さんを連れ去った隻腕(せきわん)の騎士――。アミメへの疑念を払拭(ふっしょく)できないまま油売りの国へやってきたルーリャは、三年前の戦(いくさ)で一人の女性が命を落としたことを知る。アミメに剣を突きつけ、真相を追及するルーリャだが……。血の契約を結んだ相手は敵か味方か? 信頼と疑惑が渦巻く第二巻。

蟻の帝国(3)

母親の秘密を共有できないルーリャとアミメに対する不信感が拭えないアーリャの間には次第に溝が生まれていた。そんなある日、ルーリャは帝国の秘密に気づく。女王によって民の記憶が書き換えられていることに。一方、アーリャは街で地下組織の男と接触をはかっていた……。陰謀うずまく帝国で、兄弟は信頼を取り戻せるのか――。注目のメタモルフォーゼ・ファンタジー、第3弾。

蟻の帝国(4)

女王によって記憶を失ったアーリャ。蝶の言葉をヒントに弟の記憶を取り戻そうとするルーリャだったが、そんなアーリャを城内に潜入した地下組織の男・キトブハが連れ去ろうとしていた――!? ルーリャは最愛の弟を守ることができるのか――!? 人気のメタモルフォーゼ・ファンタジー第4弾!! ※電子限定特典として、「新書館60周年記念 新書館×アニメイト ウィングス・コミックス・フェア リーフレット」へ掲載した番外篇を収録しています。