あらすじ

神や物の怪の国「幽世」に佇む美しい大木「御霊神樹」。神樹の護り手である庇護ノ神・世羅(せら)とその遣い・甚雨(じんう)は、ある出来事によって現世に散らばってしまった神樹の種を集める旅をしていた。幼い頃、山岳信仰のある「月花山」で遊んだ記憶を思い返していたあざみは、よく一緒に遊んだ「サトくん」のことを友人に尋ねる。ところが、彼のことはあざみ以外だれも覚えておらず…不思議に思っていると、どこからともなく声が聴こえ―…。記憶の中で結ばれた絆が、あざみにある使命を与える。美しく時に切ない旅奇譚「ハナツムギの歪」山神編(上)!
ハナツムギの歪(山神編・上)

神や物の怪の国「幽世」に佇む美しい大木「御霊神樹」。神樹の護り手である庇護ノ神・世羅(せら)とその遣い・甚雨(じんう)は、ある出来事によって現世に散らばってしまった神樹の種を集める旅をしていた。幼い頃、山岳信仰のある「月花山」で遊んだ記憶を思い返していたあざみは、よく一緒に遊んだ「サトくん」のことを友人に尋ねる。ところが、彼のことはあざみ以外だれも覚えておらず…不思議に思っていると、どこからともなく声が聴こえ―…。記憶の中で結ばれた絆が、あざみにある使命を与える。美しく時に切ない旅奇譚「ハナツムギの歪」山神編(上)!

ハナツムギの歪(山神編・下)

神や物の怪の国「幽世」に佇む美しい大木「御霊神樹」。神樹の護り手である庇護ノ神・世羅(せら)とその遣い・甚雨(じんう)は、ある出来事によって現世に散らばってしまった神樹の種を集める旅をしていた。村の娘、あざみだけが知っている記憶の中の男の子サトくん……サトくんは山を護る神様だった。山神はあざみに使命を課す。使命の内容に戸惑うあざみだったが、山神の――友達の為、使命を果たす決意をする。美しく時に切ない旅奇譚「ハナツムギの歪」山神編(下)!(この作品は上巻があり、下巻は続編となります。上巻からお読みいただくことをおすすめします)