あらすじ「いつか2人の舞台をやろう」歌舞伎界屈指の女形の名家・京月屋に養子として入門した柚流は、幼馴染で名門・鳴神屋の御曹司でもある凜弥との約束を心の拠り所にしていた。しかし現実は凜弥の隣には遠く及ばず悶々とする日々で。そんななか、2人きりの稽古中に、いきなりキスをされ凜弥の手が合わせの中に入ってきて!? その手がなぜだか気持ちよくて抗えないでいると「俺がお前を本当の女形にしてやる」と言われて――!?