あらすじ

上野原動物園のペンギン舎の中では、ペンギンたちが可愛い動きで客を楽しませていた。そこへ閉園のアナウンスが流れ、さっきまで演技していたペンギンたちは一斉に帰りだす。中途採用でこの動物園へやって来たギンペーは、もっと客を楽しませるために毎日リハーサルしようとペンギンたちに提案する。しかし、ペンギンたちは勤務時間外に働くのを嫌がり帰ってしまう。
バケツでごはん(1)

上野原動物園のペンギン舎の中では、ペンギンたちが可愛い動きで客を楽しませていた。そこへ閉園のアナウンスが流れ、さっきまで演技していたペンギンたちは一斉に帰りだす。中途採用でこの動物園へやって来たギンペーは、もっと客を楽しませるために毎日リハーサルしようとペンギンたちに提案する。しかし、ペンギンたちは勤務時間外に働くのを嫌がり帰ってしまう。

バケツでごはん(2)

上野原動物園をやめて「パンダ園」を作ったロンさんだが、それに失敗して蒸発してしまう。一方、ギンペーたちはロンさん一家がいなくなった後の控え室を利用して、自分たちの控え室を大きくすることに成功。控え室が大きくなった初日、みんなにお礼を言ったギンペーだが、逆にお礼を言われる筋合いは無いと言われてしまう。仕事を終えて控え室に戻ってみると、なんだかみんながよそよそしい。

バケツでごはん(3)

上野原動物園では、新しい動物を一般公募で募集することになった。面接官をまかされたギンペーは少々浮かれ気味。どんな動物が来るのか、動物園の仲間たちの話題もそのことでもちきり。応募は誰でも自由というだけあって、ギンペーの隣に住む主婦の猫のミケミや、ギンペーの両親までもが書類を送ってきていた。それを知ったギンペーは、両親に応募を辞退してもらうため実家へ向かうが…。

バケツでごはん(4)

動物園の休園日、買い物に出かけたギンペーは思いを寄せるミントちゃんと偶然出会う。料理するのが大好きというミントちゃんに惚れ直すギンペー。一方、ミントちゃんの家では、料理を作るというミントちゃんを不安げに見つめる両親の姿があった。じつはミントちゃんの料理は、レシピ通りに作られて見かけはきれいだが、味は極めてひどいというものだったのだ。

バケツでごはん(5)

サンペーが出勤してくると、控え室に緊迫したムードが漂っていた。前日、サンペーがギンペーにした、ミントちゃんが動物園をやめて専業主婦になりたがっているという相談が、動物たちの間で波紋を呼んだのだ。女性差別だと騒ぐワニのアルゲリータや、仕事との両立が無理なら辞めるしかないという虎の寅二など、サンペーやミントちゃんを無視して対立が深まっていく。

バケツでごはん(6)

新しく上野原動物園へやってきたペンギンのセクシー3たちは、ミントちゃんが料理の修業へ行ってしまい淋しそうなサンペーに同情的。それがおもしろくないペンギンたちは、あの手この手を使って彼女たちを飲みに誘うがことごとく失敗してしまう。そこで、キリンのフラジーとミンクのミミに彼女たちのことを探ってくれるように頼むが…。

バケツでごはん(7)

頭の中がピンキーのことでいっぱいのギンペーは、誰から見ても恋するペンギンそのもの。だがピンキーは、男厳禁というセクシー3の約束を破る気はないと断言する。セクシー3のペギーとパオラや、駆け落ち騒動から立ち直ったチェザーレは、2人の恋を応援するが、いかんせん、とっても不器用な2人の恋はいっこうに進展する気配がない…。

バケツでごはん(8)

いまだピンキーにプロポーズさえできないでいるギンペー。なんとかプロポーズに持ち込もうとピンキーを家に誘うが、体調がよくないと断られてしまう。次の日も調子の悪いピンキーは、仕事の途中で抜け出し、休憩していた。ピンキーが心配でならないギンペーは、閉園時間を迎えると大急ぎでピンキーを探しに走る。控え室にいたピンキーが腕に抱えているものを見て驚いたギンペーは…。