「誤魔化し続けてきたことに はっきり気付いてしまった。好きなんだ 結局のところ そういう意味で――。」劇団所属の脚本家さとると、彼に導かれ演劇の道を志したいつきは、互いの存在が大きくなるにつれ、ときめきと同時に訪れる自己嫌悪に悩まされていた。そんな中、次の舞台でいつきは重要な役を任されることに。さとるは脚本に、いつきは役に集中する日々の中で、自分自身とも向き合い、隠しきれない本当の気持ちにたどり着く――。新進気鋭の脚本家×無口な新人劇団員手探りで不器用な二人のピュアラブストーリー完結!電子限定で描き下ろしの漫画1ページが収録されています。★単行本カバー下画像収録★