あらすじこの気持ちは、誰にも知られてはならない。だからせめて、お前を想って踊ろう。――昭和十六年。留学帰りの御曹司・颯太朗には、ずっと気がかりだったことがあった。それは、子どもの頃、幼なじみで踊り手の春臣に「お前の踊りなんか嫌いだ」と言ってしまったこと。ちょっとした意地からだったが、あの時のことを謝ろうと春臣を訪ねるも、頑なに避けられてしまう。それには、別の理由があるようで……。好きな人と結ばれることが難しかった時代。必死に恋心を隠す、幼なじみ再会・恋愛譚。
時代背景だから仕方ないけど、颯太朗の婚約の時は春の気持ちに共感してしまって悲しかった。(そのパートが無い方が良かった😭) いつの時代も他に好きな人がいる時は別の人と婚約なんてしたらダメだね。 全員が不幸になる。 最後はハピエンで良かったけど、もう少し詳しく経緯とかその後も読みたかったな。 イラストもキレイで良かった。