あらすじ生贄として森に捨てられた人間の子ども・太郎。森の奥に住む狼のウルは、痩せた人間は美味しくないと言い、太郎に美味しいご飯を食べさせ、きれいな洋服を着せ、怪我の一つもしないように、大切に大切に育ててくれた。大きくなったら大好きなウルに美味しく自分を食べてほしいと願う太郎だけど、いくつもの季節が廻った森のなかで二人は――。甘く、切ない異種族BLストーリー! 描き下ろしショートも収録。電子限定おまけ付き!!
ものすごく素敵! 素朴なイラストが話に合っていて、しかも最後まで直接的なアレコレがほぼ無いから本当に童話みたいに可愛くてキレイ。 太郎はウルのことそう言う意味で好きになってたから「このまま幸せに暮らしました」かと思いきや 切なくても一度は太郎を社会に出して大人に成長させたウルの大きな愛情が素晴らしかった。