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幼馴染みの弓さやかと背臼山遺跡へと向かった兜甲児は、突然の地震に足を滑らせ一人遺跡の地下に取り残されてしまう。助けを呼ぶ甲児に答えたのはZ神（ゼウス）だった。Z神から譲り受けた悪魔のごとき破壊力と神のごときやさしい心で、甲児は地球を守るため立ち上がる。『マジンガーZ』にギリシア神話の要素を加え、まったく新しい物語として再生した『Zマジンガー』、ここに始動!!
Z神を研究した弓博士によって新たな装甲と新しい武器を手に入れたZマジンガー。地球に侵攻してきた武神・機械将軍アイアースと対峙するのだが……。一方、あしゅら将軍の旗下、機械獣・シーガルゴは地球の兵器を寄せ付けず、都市を破壊し蹂躙していた。そしてその魔の手は兜甲児の家族、母・刀子、妹・はがねのもとにも及ぶ。窮地に陥るZと刀子たち。いかにして窮地を脱するのか!?
抜田教授らが背臼山遺跡の発掘調査を進めていると、遺跡の一部が崩れZ神（ゼウス）が使用していたと思われる大剣・Z神の剣（ゼウスブレード）が発見された。Z神の剣を手に入れ、その力でZマジンガーを倒すべくオリンポスの神々はイカロスを派遣する。Z神の剣をめぐり、オリンポスの神々とZマジンガーの戦いが始まる。
アフロディアが神々の帝国（ゴッズ・エンパイア）を裏切り、Zマジンガーと共闘していることを知った海神・ポセイドンは、アフロディア打倒に機械神獣ヒュドラを向かわせる。機械獣の数十倍の破壊力を持つ機械神獣の襲来に、アフロディアは父・ポセイドンに見限られたことを自覚する。9本の首を持つヒュドラvsZマジンガー＆アフロディアの壮絶な戦いの火蓋が切られた。
機械獣ハーピーに連れ去られた弓さやかは、オリンポス12神の一人である軍神アレスに催眠術をかけられ、さやか救出に向かった兜甲児と真剣による決闘を行う。アレスによって操縦者不在となったZマジンガーを奪取するべく、ヘル・ギガンテスもあしゅら男爵と機械獣軍団を地球へと向かわせる。軍神アレス、ヘル・ギガンテス軍団、そしてZマジンガーの三つ巴の戦いは、思わぬ結末を迎える。
