あらすじ

自分の働いていた会社・リースワダシンの社長の悪業を知った海輪幸一(かいわ・こういち)は、リースワダシンをダメにしたくない思いに駆られて、進藤(しんどう)を裏切り、信用できる重役の花山(はなやま)に情報を流す。しかし私欲で行動する花山は、大阪の総会屋と手を結んで社長を退陣に追い込む。その結果、大損してしまった進藤に、自分が情報をリークしたと告白する幸一だったが……!?
東京BJ 1巻

企業の弱みを握って金を巻き上げるBJ(ブラックジャーナリスト)となった男の生き様を描くハードボイルドアクション。大嫌いな上司を殴って会社をクビになってしまった海輪幸一(かいわ・こういち)は、ジャーナリストのはしくれだという進藤(しんどう)から、自分の相棒として働いてほしいとスカウトされる。反対する妻を押し切って話に乗ろうと決めた幸一は、進藤の会社・音羽ジャーナルへ行くのだが……!?

東京BJ 2巻

自分の働いていた会社・リースワダシンの社長の悪業を知った海輪幸一(かいわ・こういち)は、リースワダシンをダメにしたくない思いに駆られて、進藤(しんどう)を裏切り、信用できる重役の花山(はなやま)に情報を流す。しかし私欲で行動する花山は、大阪の総会屋と手を結んで社長を退陣に追い込む。その結果、大損してしまった進藤に、自分が情報をリークしたと告白する幸一だったが……!?

東京BJ 3巻

でっちあげ写真で金を巻き上げようとする総会屋を阻止しようと行動する海輪幸一(かいわ・こういち)と進藤(しんどう)は、その総会屋の連中に襲われて監禁されてしまう。がんじがらめに身体を拘束された幸一は、進藤に依頼されていた同業者に救出されるが、総会屋に誘拐される可能性があるため、妻子とともに籠城生活を送ることに。そしてすべてが無事に解決した幸一だったが、彼の仕事を嫌う妻子が実家に帰ってしまい……!?

東京BJ 4巻

店で一万円札をバラまいたホステス・さちこを調べていた海輪幸一(かいわ・こういち)は、彼女と親密な関係にある凄腕の総会屋・土方(ひじかた)の存在が気になる。そしてさちこに大金を貢ぐSMプレイの相手が、超一流企業の社長・金子(かねこ)だと知った幸一は、ふとしたことで彼と飲み友達になり人生を語り合う。その後、土方により窮地に陥った金子のために、幸一は彼の力になろうとするのだが……!?

東京BJ 5巻

若い愛人とのセックスに溺れて借金を重ねていく大手ゼネコンの営業部長・橋爪(はしづめ)は、借金取りに談合の内部資料を買ってもらおうとする。その後、総会屋の内田(うちだ)から、談合の盗聴録音テープがあれば五千万円を出すと言われた橋爪は、苦悩の末に盗聴録音を……!?一方、涼子(りょうこ)と恋愛関係になった海輪幸一(かいわ・こういち)だったが、妻・晴子(はるこ)が戻ってきて……!?

東京BJ 6巻

信金の理事長を脅す総会屋と会う事になった海輪幸一(かいわ・こういち)と進藤(しんどう)。そこで彼らを見た進藤は、妻と子を殺して自分の顔に傷をつけた一味の一人・岸本(きしもと)だと気付く。その後、復讐の鬼と化した進藤は、幸一に音羽ジャーナルの解散を告げて……!?次々と復讐を遂げていく進藤、そんな彼に手を貸そうとする幸一、二人の行き着く先とは?手に汗握る完結巻。