あらすじ

大強度陽子加速器施設・A-PARCの食堂で働くぽっちゃり女子・原陽子(はら ようこ)は、片思いのイケメン物理学者・大池学(おおち がく)と著名な物理学者・エミィとの仲睦まじい様子にショックを受け、日に日にやつれていく。痩せて綺麗になろうとダイエットを始める陽子だが……。超ド級素粒子系(!?)ラブコメ、感動の完結!!
アルキメデスのお風呂 単行本版 1巻

弁当屋店員でぽっちゃり女子の原陽子は駅で自殺を図る。通りがかったイケメン理系男子に救助されたが、二人には意外な接点が……。『ナガサレール イエタテール』『わたしのお婆ちゃん』のニコ・ニコルソン最新作は、ぽっちゃり女子×天才理系男子の超ド級素粒子系(!?)ラブコメ!!【第19話を収録】

アルキメデスのお風呂 単行本版 2巻

陽子加速器施設・A-PARCの食堂で働くぽっちゃり女子・原陽子(はら ようこ)は、有名天ぷら職人の父が作る料理で、超絶肥えた舌をゲット! そんな彼女の作る揚げ物は、片思いのイケメン物理学者・大池学(おおち がく)の胃袋をわし掴み!? でも、人間以下の扱いで未だ恋は一方通行……。そんな陽子が、ひょんなトラブルから命の危機に!? 超ド級素粒子系(!?)ラブコメ、待望の第2巻必読必至!!

アルキメデスのお風呂 単行本版 3巻

大強度陽子加速器施設・A-PARCの食堂で働くぽっちゃり女子・原陽子(はら ようこ)は、片思いのイケメン物理学者・大池学(おおち がく)と一緒に、揚げ物用の大きな鍋を買いに問屋街・かっぱ橋へ。帰りに立ち寄った喫茶店で、陽子が口走った衝撃の一言とは? 超ド級素粒子系(!?)ラブコメ、待望の第3巻!!

アルキメデスのお風呂 単行本版 4巻

大強度陽子加速器施設・A-PARCの食堂で働くぽっちゃり女子・原陽子(はら ようこ)は、片思いのイケメン物理学者・大池学(おおち がく)と著名な物理学者・エミィとの仲睦まじい様子にショックを受け、日に日にやつれていく。痩せて綺麗になろうとダイエットを始める陽子だが……。超ド級素粒子系(!?)ラブコメ、感動の完結!!

アルキメデスのお風呂 単行本版

ありそうでなさそう?(いやないかなw)素粒子研究所内ラブコメ

アルキメデスのお風呂 単行本版 ニコ・ニコルソン
鳥人間
鳥人間

アルキメデスのお風呂ってあれか、黄金の王冠の逸話かな。 東海村のJ-PARCが監修しているということで、興味を湧いて読んでみた。 弁当屋店員でぽっちゃり女子の原陽子は仕事でもプライベートでもボロボロになり、駅のホームで自殺を図るという、いきなりなんとも重い話からスタートする。 しかし、そのとき助けた人物が(ちょっとおかしな)王子様のような理系男子。二人には意外な接点があり……といった感じでラブコメ展開へとつながっていく。 作中の舞台となるA-PARCは実質、実在のJ-PARCなのだろう。たぶん。筑波のKEKへは一般公開日に何度か行ったことがあるので、そういうときに見聞きしていたので存在は知っていたけど、さすがにこちらは行ったことがない。その内情が見て取れるというのは面白い。 ラブコメ要素には正直あんまり興味がない(笑)が、素粒子の基礎研究という何に役に立つんだかわからない研究と、暗中模索な恋愛模様を交錯させて描く様はなかなか面白い。それに各キャラクターがなかなか個性的で面白いし、1巻時点では各キャラクターの背景に何やら色々抱えていることがありそうで、この先が気になることは確か。おそらく今後登場するであろうエミィも曲者であってほしいなー。