あらすじ大強度陽子加速器施設・A-PARCの食堂で働くぽっちゃり女子・原陽子(はら ようこ)は、片思いのイケメン物理学者・大池学(おおち がく)と一緒に、揚げ物用の大きな鍋を買いに問屋街・かっぱ橋へ。帰りに立ち寄った喫茶店で、陽子が口走った衝撃の一言とは? 超ド級素粒子系(!?)ラブコメ、待望の第3巻!!
サイエンス×唐揚げのラブコメ。 ラブコメではあるけれど、恋愛以外の要素がたくさんで勉強になるし面白い。 科学が何に役立つのか、恋とは何か、料理のおいしさとは、自分の存在意義とは。 見えないもの形のないものを追求するのは難しいけど、知りたいという欲求はすなわち好きなんだなあと気づかされる。 陽子にも大池さんにもやきもきさせられるけど、考えることをやめなければ答えが見つかるのだなと背中を押してくれるような作品です。