あらすじ

アレックスを殺すよう依頼されていたカヴァッロファミリーのボスに呼び出され、カナタは囮として捕まってしまう。アレックスを殺せないのは惚れているからではないのかと問われ口では否定してみせるが、これまで何度もそのチャンスを逃してきた事実に言い訳ができないでいた。しかし暗殺者としてのカナタは、心の底でアレックスに惹かれる気持ちをどうしても認められずにいる。その理由にはカナタの過去が関係していて…。
ダブルフェイスにくちづけ 1【単話売】

純情で大人しい留学生のカナタは、毎週水曜日、マフィアの若きボス・アレックスにコーヒー1杯分の時間口説かれている。アレックスの真っすぐでキザな熱情に少しだけ絆されかけ始めるが…というのが表の顔。本来の姿は凄腕暗殺者"ブラックスワン"敵対組織から依頼されたアレックス暗殺の任務を遂行するため、仮の姿で彼を騙しその機会を伺うが…中々隙を見せないアレックスに焦れ、自分を囮に呼び出すことに―…!!

ダブルフェイスにくちづけ 2【単話売】

「俺を満足させてくれたらアンタのものになってやる」そう言ってアレックスを煽ったカナタだったが、これまでの他の誰とも違う優しくて丁寧で、まるで奉仕のようなセックスをするアレックスに戸惑う。初めてこんな風に愛されてぐずぐずに溶けてしまった一夜が明け、ひとまずアレックスを泳がせることに決めたカナタはファミリーの事務所に入り浸るようになるが、そんな中デートに赴いた二人にある罠が仕掛けられ…

ダブルフェイスにくちづけ 3【単話売】

抗争に巻き込まれデートを台無しにされて以降、あの手この手で煙に巻かれ突然音信不通になり姿を消したカナタにアレックスの不機嫌は最高潮…。そんな中、舞い込んだ代理取引でゲイストリップクラブを訪れたアレックスは、セクシーな衣装でショーを披露しあげく見知らぬ男とキスをするカナタを発見。男とセックスした後を狙いトイレの個室に連れ込むと強引に手首を縛り上げ燃え上がらせた嫉妬をぶつけてしまうが…

ダブルフェイスにくちづけ 4【単話売】

アレックスを殺すよう依頼されていたカヴァッロファミリーのボスに呼び出され、カナタは囮として捕まってしまう。アレックスを殺せないのは惚れているからではないのかと問われ口では否定してみせるが、これまで何度もそのチャンスを逃してきた事実に言い訳ができないでいた。しかし暗殺者としてのカナタは、心の底でアレックスに惹かれる気持ちをどうしても認められずにいる。その理由にはカナタの過去が関係していて…。

ダブルフェイスにくちづけ 5【単話売】

裏切られ捕まったカナタを助けたのはアレックスだった。しかし裏社会に生きるアレックスの暗殺を成し遂げられないことがどうしても許せないカナタは、自身の過去、生きる意味―…それらに突き動かされ無防備なアレックスの首を絞め殺そうとする。そんなカナタの全てを受け入れようとするアレックス。自身に向けられる愛の大きさに抑え付けていた想いが溢れて出てしまうカナタは…憎悪と愛が交じり合う衝撃のラスト!