「…もう泣いていいんですよ?」「専属マッサージ師」として、自分に執着してくる古川。酷いことばかりをされると思っていたのに、時折見せる真剣な表情や、施術以外で見せる優しさに戸惑ってしまう。そんな2人の関係に割り込んできたのは、海外出張から戻ってきた、社長の慎二だった――。「今更普通の暮らしが出来るなんて思ってないだろうな?」その言葉で再び心を閉ざそうとする神尾に、古川は必死に手を差し伸べようとするが――…!? それぞれの思いが交錯する最終巻。 ※この作品は過去、電子書籍「神尾さん、恥骨でイったの?7~12巻」に掲載されました。重複購入にご注意下さい。さらに、紙書籍発売時の特典ペーパーを収録!!