あらすじ

彪真の元へ頻繁に通う一匹の猫。半年前、この猫を助け爆発に巻き込まれた彪真は左半身に大怪我を負い、刀を振るうことは疎か、杖なしで外を歩くこともできなくなった。これを機にただの町人としてのんびり暮らそうと決める彪真だが、鈍くなった左肢には奇妙な異変が現れ始める...。
猫鬼の死にぞこない(第1話)

彪真の元へ頻繁に通う一匹の猫。半年前、この猫を助け爆発に巻き込まれた彪真は左半身に大怪我を負い、刀を振るうことは疎か、杖なしで外を歩くこともできなくなった。これを機にただの町人としてのんびり暮らそうと決める彪真だが、鈍くなった左肢には奇妙な異変が現れ始める...。

猫鬼の死にぞこない(第2話 掬月庵で猿に会う)

化物との交戦中、左肢が変化したことで倒すことができた彪真。僵尸や猫鬼について調べるため、猿舟という真丹学者を訪ねる。そこで猿舟のいる掬月庵の周りでは最近、猿の骸が現れては消えるという怪異な現象が起こっていることを知る。血生臭い獣の気配が彪真と猿舟を襲う...!

猫鬼の死にぞこない(第3話 長夜に菖蒲の花が降る)

半身が化ける度に寝込んでしまう彪真。お蝶が心配する中、町に出た彪真は父の仇を取ろうとつけてきた少年 宗四郎を捕まえる。話を聞いたところ、確かにその父は彪真が三年前に斬った男だった。しかしどうやら宗四郎の周りでは別の陰謀が動いているようで...?まだ現役時代の彪真の過去が明らかに!

猫鬼の死にぞこない(第4話)

猿の骸がまた消えていると聞いて彪真たちは再び猿舟を訪ねる。前回の襲撃からして狙われているのは猿舟。そこで猿舟は自分の過去話を始めた。僵尸には自ら成るものと呪いによって生み出されるものがある。猿舟を狙う僵尸の正体は...?