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ミシェラは、「魔法使い」を育成する魔法魔術学院に通う13才。だが魔力をコントロールすることができず、いつも爆発させてばかり。そんなある日のこと、ミシェラは周りを巻き込むほどの大爆発を起こしそうになる。死を予感したその時――――ミシェラの前に一人の青年が立っていた。 青年の名はユーシアスといい、未来からやってきたという。「18才で死ぬ」ミシェラを、救うために――。あずやちとせが描く、オリジナル異世界ラブストーリー。
魔法学院に通うミシェラの元に突然現れた、《自称》未来の旦那・ユーシアス。彼によると、「ミシェラは５年後に死ぬ。だからお前を助けるため、過去を渡ってきた」らしい。はじめは半信半疑だったミシェラだが、自分しか知らないことを知っていたり、何度も助けてくれるユーシアスに段々心を開くように……。だが、ある日ユーシアスがいつも大切に持っている「シェラの骸骨」に触れた瞬間、ミシェラは見てしまう。彼が未来の自分を【モノ】として扱っていたことを――。
ひとりぼっちだったミシェラにとって、“未来からやってきた夫”ユーシアスは家族のような存在。だが、家族に対する「好き」の気持ちは、ミシェラ自身も気付かぬうちに特別な感情へと変わり始めていた。一方ユーシアスは、ミシェラがシェラとは違う「過去」をたどり始めていることに気付く。その理由を探しているうちに、二人はある事実にたどり着き――…。あずやちとせが描く、オリジナル異世界ラブストーリー第３巻。
愛を求めた落ちこぼれ魔女と、愛を亡くした魔法使い。孤独を抱えながら歩いてきたそれぞれの道は、刻を超え、本当はずっとつながっていた。「未来も運命も二人で切り拓く。もうユーシアスだけに抱えさせない」幾度もすれ違い続けた二人の想いがついに重なり、新たな物語が今、始まる―――。オリジナル異世界ファンタジー、落涙必至の完結巻。
