あらすじ

欧州の中央に位置するヘルヴァイツ共和国。オートマタ技術が発展し、人形と吸血鬼が共存する平和な国で、水無月とカノンは平穏な生活を送っていた――表面的には。実は、水無月の正体は禁忌とされる戦闘用オートマタ《白檀式》の最後の一体であり、またカノンは《白檀式》の開発者にして「虐殺の妃殿下」と呼ばれるハルミ・ビャクダンの実娘であった。素性を隠し続けなければならない日々に水無月は鬱屈とした感情を抱いていたが、ある日、作業用オートマタの暴走事故現場に遭遇したことで彼の運命の歯車は回り始める。英雄になるはずだった少年と、姫であったはずの少女の熱き叛逆譚!
リベリオ・マキナ1

欧州の中央に位置するヘルヴァイツ共和国。オートマタ技術が発展し、人形と吸血鬼が共存する平和な国で、水無月とカノンは平穏な生活を送っていた――表面的には。実は、水無月の正体は禁忌とされる戦闘用オートマタ《白檀式》の最後の一体であり、またカノンは《白檀式》の開発者にして「虐殺の妃殿下」と呼ばれるハルミ・ビャクダンの実娘であった。素性を隠し続けなければならない日々に水無月は鬱屈とした感情を抱いていたが、ある日、作業用オートマタの暴走事故現場に遭遇したことで彼の運命の歯車は回り始める。英雄になるはずだった少年と、姫であったはずの少女の熱き叛逆譚!

リベリオ・マキナ2

オートマタ技術が発展し、人形と吸血鬼が共存するヘルヴァイツ共和国。禁忌とされる戦闘用オートマタであることを隠して学校に通う水無月は、マスターであるカノン、吸血鬼王の娘・リタとともにオートマタコンテストに向けたチームを結成する。リタの勉強のために国立オートマタ博物館を訪れた一行だったが、突如現れたテロ組織・ヴァンパイア革命軍により館内は占拠されてしまう。偶然、難を逃れた水無月は人質にされてしまったカノンたちを助けるため、ひとり行動を開始する。しかし、水無月は目にしてしまう。ヴァンパイア王族にして革命軍の指導者・ヴィルヘルムと、彼を守るかのように付き従う女性――水無月と同じ《白檀式》として開発されたオートマタ・睦月の姿を。そして明らかになる、《白檀式》の開発者にしてカノンの母・晴海の命を奪った虐殺事件の真相。歴史の闇に葬られた“母”の想いに気づいたとき、水無月は真の騎士となる!