あらすじ

「剣の一族」の末裔・九谷(くがや)ひたかは、「匣(フィールド)」の長・翼紗(つばさ)の策略で首都圏に大量の怨念を溢れさせ、集団狂気を引き起こしてしまう。一方、九谷の対になる鏡を持つ武弥(たけみ)かなたの前に現れた父親の真意とは――!?
カムナガラ(1)

九谷(くがや)ひたかは叔母・咲里と二人暮らし。高校で剣道部の美人顧問・鳴島はるかに実力を認められ、勧誘されたりする毎日を送っていたが、武弥(たけみ)かなたと出会って以来、不可思議な事に巻き込まれ始める。前世、失われた記憶、精剣『ヒムカ』、そして『剣の一族』……。何も知らぬまま『侵略者』と戦うこととなった、ひたかの運命は!?やまむらはじめの放つ大人気SFアクション!!

カムナガラ(2)

未だ正体のつかめない『侵略者』と戦う九谷(くがや)ひたか。叔母の復讐は果たしたものの、憑かれた人間を『浄華』したことで悩み、その時現れた『侵略者』斎野翼紗の言葉に惑わされる…。『剣の一族』に生まれた少年の苦悩と過酷な運命を描ききるSF伝奇アクション第2巻!!

カムナガラ(3)

異次元精神体を「浄華」するべく転生する「剣の一族」九谷(くがや)ひたか。理性を持つ「侵略者」との闘いで右腕を暴走した精剣「ヒムカ」に取り込まれ…!一方、その闘いに宮内庁鎮守職「儀式官」なる者たちが介入。九谷の周囲を探る警官、そして「侵略者に」接触し…風雲急を告げるSF伝奇アクション第3巻!!

カムナガラ(4)

異世界よりの「侵略者」と戦い続ける「剣の一族」の末裔・九谷(くがや)ひたか。右腕を精剣「ヒムカ」に取り込まれたまま、ひたかは剣道部顧問・鳴神の祖父を訪ねる――。一方、その様子を伺う宮内庁鎮守職「儀式官」春日瑞葉と天野崇史は「侵略者」の一人、納見行依と出会い…!?謎が謎を呼ぶSF伝奇アクション第4巻!

カムナガラ(5)

古代「やまと」で民衆の怨念を封じていた「匣(フィールド)」から攻勢する「さとがえり」と呼ばれる魂と戦い続ける剣の一族の末裔・九谷(くがや)ひたか。ひたかと武弥(たけみ)かなたを軸に、捕らわれたかなたを助けに敵地に侵入したひたかの覚醒と悲劇を描く第5巻!

カムナガラ(6)

「剣の一族」の末裔・九谷(くがや)ひたかは、「匣(フィールド)」の長・翼紗(つばさ)の策略で首都圏に大量の怨念を溢れさせ、集団狂気を引き起こしてしまう。一方、九谷の対になる鏡を持つ武弥(たけみ)かなたの前に現れた父親の真意とは――!?

カムナガラ(7)

古(いにしえ)より民衆の怨念を「匣(フィールド)」に封じてきた鎮守職・儀式官と剣の一族。現代、「匣」より「さとがえり」して人に仇なす力が強まっていた。剣の一族の末裔・九谷(くがや)ひたかが敵を撃退する一方、ひたかを監視する儀式官・天野は、組織とは別の思惑で独自に策動し…伝奇SFアクション第7巻!

カムナガラ(8)

古(いにしえ)より民衆の怨念「匣(フィールド)」に封じてきた鎮守職・儀式官と剣の一族。「匣」の長・翼紗(つばさ)の手により、元剣の一族が手駒とされ、最後の末裔・九谷(くがや)ひたかの前に立ちはだかる!苦戦するひたか達に光明は!?

カムナガラ(9)

日本を支配してきた儀式官・天野の反乱により、“柱”が地上へ姿を現す――「匣」の長・翼紗(つばさ)に連れ去られた、武弥かなたを追って剣の一族・九谷ひたかは“柱”へと向かう!最終決戦、第9巻!

カムナガラ(10)

儀式官・天野の策略により“さとがえり”が解放され、地上に集団狂気が満ちる。剣の一族・九谷ひたかと「匣」の長・翼紗は各々に“柱”の中心を目指す…永きにわたる闘争に終止符が打たれる!