あらすじ青葉麻美は弟の哲夫と一緒に両親の墓参りに訪れ、そこで伊達の姿を見つける。1年ぶりの再会を果たす麻美と伊達。伊達に一方的な別れを告げ、距離をとったつもりの麻美だったが、哲夫が伊達に対して無邪気な態度で接する姿をみるうち、まだ伊達から心が離れていないことを知る。思春期の少女の複雑な内面を丁寧に描いた金井たつおの代表作、感動の完結巻。