あらすじ世はα全盛期。すべての富と権力はαの元に集中し、私利私欲のままにそれを貪る。媚びへつらうΩ・βの姿を見下ろして――…。そんな格差社会に一石を投じる考えの持ち主であるモーリスは、輝くブロンドに陶器のような白い肌 それはそれは美しく、賢く、気高い、名門セシェル家の御曹司α。側仕えの使用人β・シモンと良い仲だが、家督を継ぐ身であるが故 子を成すΩとの結婚は、避けて通れぬ道と定められていた。性が、地位が、運命が、「愛」を翻弄する。絢爛耽美オメガバース。