最後の神造種 美しい子ウスムガル

性別もなければ、人間でも精霊でも神でもない。けれど英知に富み誰もが心をとらわれる美しさを持つ子供・ウスムガル。 生まれてまもなく“聖地”と呼ばれる場所へ送られ、人間に育てられる。同世代の人間の子どもたちとの関わりの中で自分と他人との違いに複雑な思いもあるが、人間にはできない“神との対話”をしながらたくましく成長している。 主人公・ウスムガル以外にも魅力的なキャラクターが出てくる。 ウスムガルを育てた夫婦が飼う犬・フワワ。いわゆるパトラッシュ的な、大きく名前の通りふわふわでとても賢い。 ウスムガルとよく一緒にいる、半獣神的なパンという子ども。このキャラはどこで生まれてどうして人間の世界で普通に生きているのかは謎。 そもそもウスムガルを生み出した神さまたちも、ウスムガルを愛でる姿が本当の親のようで微笑ましい。 2話目に出てくるタセ村のキルタを始めとした子どもたち。狩りのための石弓をウスムガルに頼んで作ってもらったことで仲良くなる。 ウスムガルの家のかまどに住む精霊?自称・かまどのお姉さん。 生まれた時には「美しさで数多の者の運命を翻弄する」と言われていたウスムガルが紡ぐ新な神話。この新連載は絶対面白い!

名無し
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