あらすじ

匠、吉井さん、甲斐さんの3人はシングルファーザー。子育てや家事をシェアし、助け合って共同生活している。喜びや悲しみまで分けあう毎日は、まさにシェアファミリー! そんな中、甲斐さんの元妻・すみれに新恋人疑惑! さらに、吉井さんと小椿さんにも大きな進展があって…。なんと父3人そろって、二度目のプロポーズ!? シェアしてみつけた新しい家族のカタチ。父3人×子5人の共同生活、感動のフィナーレ!
シェアファミ! 1巻
子育てに「協力している」つもりだった遠藤匠は、嫁の体調不良により、突然1歳の双子をワンオペ育児しなくてはならない状況に陥ってしまう。保育園時間に合わせての仕事調整、はじめての離乳食づくり、だけど食べてくれない!と、てんやわんや。そんな中、それぞれに事情をかかえるワンオペパパたちと出会い、目の前の状況をなんとかするため仮に一緒に住むことに……。シェアするとは何か、子育てとは何か、をめぐる、新しい家族のカタチの物語。
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子育てに「協力している」つもりだった遠藤匠は、嫁の体調不良により、突然1歳の双子をワンオペ育児しなくてはならない状況に!てんやわんやな生活の中、それぞれに事情をかかえるワンオペパパたちと出会い、一緒に住むことに……。男3人+子供たち5人の生活は、次から次へと問題が勃発!!くすっと笑えて、やさしい気持ちになれる、新しい家族のカタチの物語。
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子育てに「協力している」つもりだった遠藤匠は、突然1歳の双子をワンオペ育児しなくてはならない状況になってしまう。同じように事情をかかえたワンオペパパたちとの出会いで、シェア生活をスタート!男3人+子供たち5人のドタバタな生活に、次なるトラブルが発生!?なんと、匠が通報されちゃった??くすっと笑えて、やさしい気持ちになれる、新時代のファミリー物語。
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子育てや家事をシェアし、助け合って暮らす 匠・吉井さん・甲斐さんのシングルファーザー3人。それぞれのこどもたち5人とのドタバタ共同生活は なにげない幸せをわけあう、かけがえのない日々になっていた。ところが、吉井さんがスーパーで働く優しい小椿さんに告白され、さらに匠にも帰郷の誘いが。シェアファミリー、まさかの解散――!?
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匠、吉井さん、甲斐さんの3人はシングルファーザー。子育てや家事をシェアし、助け合って共同生活している。喜びや悲しみまで分けあう毎日は、まさにシェアファミリー! そんな中、甲斐さんの元妻・すみれに新恋人疑惑! さらに、吉井さんと小椿さんにも大きな進展があって…。なんと父3人そろって、二度目のプロポーズ!? シェアしてみつけた新しい家族のカタチ。父3人×子5人の共同生活、感動のフィナーレ!
虫葬りの巫女

虫葬りの巫女

因縁渦巻く虫塚町に暮らす、14歳の少女・羽黒有珠。虫を崇める神社の巫女として悲しい宿命を背負う彼女の前に、ある日、背中にトンボの羽を生やした転校生が出現!? 巫女に仕える式神・真名黒を名乗るこの少年との出逢いが平凡だった有珠の人生を一変させるーー。
ヤマありタニおり

ヤマありタニおり

地味で目立たない少年・相田義経……じつは、折り紙歴16年のスペシャリストだった。そんな義経の特技に学年主席の布施、超体育会系の宮本が興味を持ち、『折り紙同好会』を結成!? 前代未問の折り紙にかける青春群象劇、堂々の第一巻!
はしるでござる

はしるでござる

江戸の飛脚が東京を駆ける、タイムスリップコメディ!! 江戸で飛脚を生業としている新吾。ある日、次男の死産に直面した新吾は、悲しみを紛らわす為にあてもなく走り出す。すると、まるであの世と思しき不思議な世界へとたどり着いてしまう。 そこで亡き息子の生まれ変わりを探して彷徨う新吾。やがて彼が出会ったのは、何をやっても人生うまくいかない元陸上選手・真澄だった。その男を次男の生まれ変わりと信じる新吾は真澄の為に一肌脱ぐ決意をするが、事態は思わぬ方向へ…!? 『どうにもこうにも』の日下直子が贈る、新感覚爆笑コメディ!
てっぺん

てっぺん

不良校ではなく、うっかり別の高校に転入してしまった神田川譲。ワルの頂点をめざすはずが、なぜか“徳”を学ぶハメになり――!? ヘタレ不良と愉快な仲間たちの奇想天外なスクールライフ!!
シェアファミ!
ワンオペ育児の大変さとその緩和策
シェアファミ! 日下直子
兎来栄寿
兎来栄寿
『大正ガールズエクスプレス』など、男性でも読み易い少女/女性マンガの名手である日下直子さんの最新作。ワンオペ子育てに限界を感じている三人のシングルファザーが、ルームシェアして一つ屋根の下で助け合いながら育児をしていく物語です。 開始4ページで登場する、出産・育児に対する世間の無理解。嫌な「あるある」ですが、世の中にこういう人や臆見は多いよな、と思ってしまいます。 逆に、主人公がいが自分一人だけで双子の育児をせねばならぬとなった時の想像できなかった苦労、そして一杯一杯の時に自分以外の大人が家にただいてくれるだけで救われる心地など、子育てを経験した人にとって思わず共感してしまうであろう描写が多数。 誰にも頼れずに孤立してしまい一人で抱えて苦しむことがが子育てで最も辛い時であると思いますが、それを緩和するための一つのやり方として現実的にも有り得る選択肢だと感じます。勿論、条件は難しいですし赤の他人と突然暮らすことで生まれる問題なども生じます。その辺りにもしっかり手は入れられています。その中で出てくる「基本的に他人に期待するべきではない」「けれど他人はたまに期待を超えてくる」という件は正にその通りだなと。 読むと子供を育てることの大変さが解り、現在や未来のパートナーを労わる気持ちが生まれるかもしれません。その内実写化されそうな内容です。