あらすじ

昭和二十年代当時、プロレス界には二人の偉大なるヒーローがいた。柔道からプロレスへ転向した伊舎堂和馬と空手界からプロレス入りした今久留須信玄だ。二人は人気の伊舎堂、実力の信玄ともてはやされた。プロレスが空前のブームになる少し前の話だ。その信玄の唯一の弟子・柳兵介は、北海道から東京へ一輪車ではるばる帝国プロレスをぶっつぶしにいくが――。
プロレス烈風伝 1巻

昭和二十年代当時、プロレス界には二人の偉大なるヒーローがいた。柔道からプロレスへ転向した伊舎堂和馬と空手界からプロレス入りした今久留須信玄だ。二人は人気の伊舎堂、実力の信玄ともてはやされた。プロレスが空前のブームになる少し前の話だ。その信玄の唯一の弟子・柳兵介は、北海道から東京へ一輪車ではるばる帝国プロレスをぶっつぶしにいくが――。

プロレス烈風伝 2巻

日本マット界は、伊舎堂率いる「帝国プロレス」に完全支配されていた。柳兵介は、師匠・信玄の遺志を継ぎ、ビジネス化されたマット界をぶっつぶすために殴り込みをかける。これに対して、伊舎堂和馬の子息・伊舎堂真吾(一年もの間、アメリカマット界をサーキットし、日本人ではじめてIWAチャンピオンのベルトを巻いた猛者)は、不死身の肉体を持つマッハロー・ヘルを送り込み、兵介を葬ろうとするが…!?