ストアに行く
もっとみる
昭和44年12月、一時代を築いた人気女優・須田育子は8年間つきあった愛人男性を刺殺した。いったい何が彼女をそのような凶行に走らせたのか…? 四国の小都市で生まれた育子は幼い頃から美貌と見事な体躯に恵まれ、いつしか映画女優に憧れるようになっていった。ホテルの人気フロント、ミス温泉といった経歴を積みながら、着実にステップアップしていった育子だったが、19歳のある日、日本生まれの中国人ヤクザの罠にはまって処女を奪われ、拉致されてしまう。男の金づるとして働かされ疲弊していく育子…そんな彼女を救ってくれたのは地元ヤクザの組長だった。彼の愛人となって何不自由のない暮らしを送っていた育子。しかし、映画女優への夢やみがたく、育子はこっそり逃げ出し上京した後、蛇を体にまとって魅力をふりまく肉体派女優として人気を集めるようになっていく。そしてその後出演したショーで知り合った興業主の元木という男と深い仲になり、心底彼のことを愛するようになっていくのだが…!? ※本コンテンツは合冊版『スキャンダルまみれな女たち~特集/愛欲の殺意』と内容が重複しています。ご注意ください。