金髪ガチヤンキーそうしと、黒髪真面目女子のめぐみの、かわいすぎる両想いをお送りします☆ 付き合い始めたふたりのキレッキレな愛情表現に、誰もが表情ゆるっゆるになるほんわか教室ラブデイズ♪
都会育ちでギャルな高校生の星野逢架には大切なものがたくさんある。友達、恋人、放課後の寄り道、こだわりの制服コーデ…エトセトラ。けれど、都会とはかけ離れたの~んびりとした町「ゆたかまち」へのひょんな引っ越しでそれらはリセットされてしまって──?ゆるゆるでときどき切ない、青春リスタートグラフィティ!
【私は鬼菊さんの未練になりたいです。】会社員の鬼菊将仁は、心臓病を患いキャリアも恋人も全てを失ってから、もう大切なモノは作らないと決めていた。だが、ある日偶然出会った女子高生・白桃燐子に突然「私と付き合ってください!」と告白される。何度告白を断ってもめげず、天真爛漫で健気な燐子に、鬼菊も少しずつ生きる希望を見いだしていた。そんな中、恒例となったお茶会の最中に鬼菊の発作が起きてしまう。心配する燐子に鬼菊は初めて自分が病気であることを伝え…?【電子限定描き下ろし1P漫画付き!】
元カレの付きまといに悩まされている大学生のゆりは、バイト先で自分に一目惚れしたという男子高校生の正宗と「制約付きの恋人」として付き合うことに。「性交渉はなし」「飲み物はシェアしない」「手は繋いでもいい」―― 一途な正宗と、どこか心に壁のあるゆりの不思議な恋人関係がはじまる。『そうしそうあい』のりべるむが新境地を開いた最新作。
ある日、妹がやって来た。男だけの退屈な日常を過ごす夏生、颯秋、冬真の3人兄弟。両親は仕事でいつも家を空けているため、3人で支え合って暮らしてきた。ある日、久しぶりに家に帰ってきた母親・梅子が連れてきたのは、血の繋がった妹の春佳。衝撃の事実に戸惑いを隠せない夏生たちだったが、半ば勢いで春佳を受け入れることに。そして始まる、本当の“きょうだい”たちの共同生活――。一風変わった家だけど、絆は確かにそこにある。個性豊かな4人きょうだいが織りなすハートフルホームコメディ。30ページ以上の描き下ろしを収録!
好きになってもいいのかな? 萌志はクラスメイトの寛之にがっつり絡まれ中。どんなに拒否ってもなんだかんだで距離をつめてくる寛之に押され流されてしまう。他人に言えない、フクザツな環境にいる萌志は戸惑いながらもゆっくりと心を開こうとするけれど…。pixivでも大人気!! 男子高校生のまっすぐで一生懸命な気持ちが詰まった、こいらくシリーズ、お待ちかねの単行本化★ …描き下ろしもあるよ!
男のセフレを探すためだけにファミレスでバイトを始めた藤浪託也くん。いい感じに流されやすそうなイケメン大学生・茶園義崇さん(21歳)を発見! いつも通りに誘ってヤって、適当に遊んで…と思っていたけど初めての手作りごはん、頭をなでる手、名前を呼ぶ声。そのどれもが居心地が悪い…なんだか胸がザワザワする。誰かを愛して、愛されて。そんな夢のような二人のお話。
セイシュンの傷は、なめたら治る。ピチピチの新入生を眺めていた三保に刺さる熱視線。視線をたどった先にいた新入生・篠原は、人目もはばからず、愛の告白をかましてきた…!!そんな篠原のことを気に入ってしまった三保はなんとなく、おつきあいをスタートさせる。しかし、健全な男子高校生。やることやりたいオトシゴロ。かわいい篠原の思うようにしてやりたいけどカラダとキモチがついていかない三保を見て、篠原は、ある覚悟を決めていた――。傷つき、傷つけ、泣き、笑い。りべるむ流青春群像劇、開戦。
始まりは、いつも“アノ日”から。恋シリーズのりべるむが送る、女子高生×教師の新感覚ラブストーリー!人よりも重い生理痛が悩みの椿井硝華は、生理が近づくと保健室で休むのが日課の女子高生。そんな硝華の向かう保健室には、大好きな三十路の養護教諭・喜多川理雄がいつも待っている。だが、理雄は女の子の生理大好きな真性の変態。硝華を“レディ”と呼び、性癖を隠すことなく可愛がる。絵に描いたような恋愛とはちょっと違うけど、いつか終わるモラトリアムは、かけがえのないふたりだけの時間――。pixiv掲載版を全編描き直しの上、描き下ろしを加えた一冊!
『三十路とレディ』や『そうしそうあい』のりべるむさん最新作。 たまにいらっしゃるんですよね。ただの日常会話だけを延々と描いていてもひたすら面白いという類稀なセンスをお持ちの方が。りべるむさんは正にそうです。 本作は、都会で青春を謳歌していた女子高生の星野逢架が両親の離婚により田舎の祖父の家で暮らすことになり新たな学校生活をスタートしていく物語。 スタバもアイスクリームショップもなく、制服もダサく、ショッピングするには3駅離れたところまで行かねばならない土地でやっていけるのか。不安に駆られる逢架ですが、幸いにしてどんどんと友達ができていきます。 この友達たちが皆キャラが濃く、楽しいわちゃわちゃ感にまみれます。 目がぱっちりしてかわいい白石夏鈴は、一人称「かりん」。優しくて明るいけどドジで、一緒にいると水難に遭いやすい。 尾崎天真(てんま)は初対面で「胸鎖乳突筋が素敵だね」と言ってくる変態。自称「人のいいところに気づける才能」。 関岡山登は名前に反して海が好き。小学生のころに学校に生えてる木の実を全部食べても何ともない強靭な胃腸持ち。道に落ちてるピザは食べるし「マーマレードおにぎり」や「そばレタスおにぎり」、「たくあんレーズンサンド」など奇妙なものをよく食べている。 古川実智加(さねちか)は、動物が寄ってくるディ◯ニープリンセスのような体質。水族館に行くとスナメリに求愛されるレベル。人の色恋沙汰が好き。 松枝十夢(トム)は、逢架から見てもイケメン。顔面国宝だけれど、顔が浮腫むと美術工芸品くらい。 生活委員の牧野千由紀さんは真面目な普通の子で、この面子の中にあってはひと匙の清涼剤的存在です。 この愉快な仲間たちが、ただ駄弁ってるだけで既に面白くてずっと読んでいたくなります。 「見てみこのほどよい腓腹筋及びアキレス腱と覗くヒラメ筋」 「わかんないけど今イギリスの正式名称言った?」 とか 「出た食物連鎖の頂点としての自覚ある態度」 などのような、どこから出てくるのだろうと思うような面白いセリフの数々は中毒性があります。 制服アレンジによる教師との攻防など女子高生あるあるも散りばめられており、人によっては懐かしく思ったり共感したりすることでしょう。 コメディ色は強いですが、逢架と祖父の心温まる交流であったり、かりんの訳アリ感やそれを陰ながら支えていそうな天真であったり、ハートフルな部分も見え隠れしておりそこも美点です。 そしてラブコメのラブの部分もばっちりで、コメが強いこともあって落差でキュンがまた引き立っているようにも感じました。見ていて幸せになる組み合わせなので、掛け合い漫才をしながら仲睦まじい姿をずっと見せて欲しいです。 総じて大好きな作品で、2024年のラブコメでは一押しです。
優等生女子とヤンキー男子恋愛というシンプルなテーマでありながら、ラブコメあり、シリアス展開あり、と振れ幅大きく展開する作品。私は作者のりべるむさんのコメディ面、シリアス面両方の感性が凄く自分好みで、毎巻楽しく読ませて頂いています。 個人的にこの作品の魅力は「登場人物に100%は共感できない、けど共感できる」所かなと思っています。 めぐみは一点の曇りもない優等生だし、そうしはめぐみに対してはデレるけど基本はヤンキーだし、というか登場人物はかなりヤンキーというかガラの悪いタイプが多いし。(そういう意味では一番"自己投影"しやすいのは橘かもしれない。真面目さとチャラさのバランス的に) でも、登場人物の全てに共感できないからこそ、共感出来る部分があると思いっきり入り込むことができる。日常回で共感性を下げてコメディ寄りにすることで、特に"恋愛"という殆どの人間に共通に内在するテーマで読者の共感をがっちり掴む、そういう多層的な構造を生み出している作品だと感じています。 結果、ラブコメとしても良い、高校生のシリアスめなドラマとしても面白い、絶妙なバランスが保たれている作品として成立しているのではないかと思います。 7巻まで読了
『三十路とレディ』や『そうしそうあい』のりべるむさん最新作。 たまにいらっしゃるんですよね。ただの日常会話だけを延々と描いていてもひたすら面白いという類稀なセンスをお持ちの方が。りべるむさんは正にそうです。 本作は、都会で青春を謳歌していた女子高生の星野逢架が両親の離婚により田舎の祖父の家で暮らすことになり新たな学校生活をスタートしていく物語。 スタバもアイスクリームショップもなく、制服もダサく、ショッピングするには3駅離れたところまで行かねばならない土地でやっていけるのか。不安に駆られる逢架ですが、幸いにしてどんどんと友達ができていきます。 この友達たちが皆キャラが濃く、楽しいわちゃわちゃ感にまみれます。 目がぱっちりしてかわいい白石夏鈴は、一人称「かりん」。優しくて明るいけどドジで、一緒にいると水難に遭いやすい。 尾崎天真(てんま)は初対面で「胸鎖乳突筋が素敵だね」と言ってくる変態。自称「人のいいところに気づける才能」。 関岡山登は名前に反して海が好き。小学生のころに学校に生えてる木の実を全部食べても何ともない強靭な胃腸持ち。道に落ちてるピザは食べるし「マーマレードおにぎり」や「そばレタスおにぎり」、「たくあんレーズンサンド」など奇妙なものをよく食べている。 古川実智加(さねちか)は、動物が寄ってくるディ◯ニープリンセスのような体質。水族館に行くとスナメリに求愛されるレベル。人の色恋沙汰が好き。 松枝十夢(トム)は、逢架から見てもイケメン。顔面国宝だけれど、顔が浮腫むと美術工芸品くらい。 生活委員の牧野千由紀さんは真面目な普通の子で、この面子の中にあってはひと匙の清涼剤的存在です。 この愉快な仲間たちが、ただ駄弁ってるだけで既に面白くてずっと読んでいたくなります。 「見てみこのほどよい腓腹筋及びアキレス腱と覗くヒラメ筋」 「わかんないけど今イギリスの正式名称言った?」 とか 「出た食物連鎖の頂点としての自覚ある態度」 などのような、どこから出てくるのだろうと思うような面白いセリフの数々は中毒性があります。 制服アレンジによる教師との攻防など女子高生あるあるも散りばめられており、人によっては懐かしく思ったり共感したりすることでしょう。 コメディ色は強いですが、逢架と祖父の心温まる交流であったり、かりんの訳アリ感やそれを陰ながら支えていそうな天真であったり、ハートフルな部分も見え隠れしておりそこも美点です。 そしてラブコメのラブの部分もばっちりで、コメが強いこともあって落差でキュンがまた引き立っているようにも感じました。見ていて幸せになる組み合わせなので、掛け合い漫才をしながら仲睦まじい姿をずっと見せて欲しいです。 総じて大好きな作品で、2024年のラブコメでは一押しです。