刺さる人にはとても深々と刺さりそうです。 競争が嫌いで、自分が得をするために他人を蹴落としたくはない。 自分が得られないことで、他人が得られて幸せになるならそれもまた良い。 小中学生の頃から自己犠牲や譲ることが基軸にあり同級生から「もっと強欲になっていい」と言われて生きてきた私は、かなり深い共感を得た作品です。 常に自分より他人を優先してきて、作曲家崩れのヒモと暮らす女性・ひろ野が、ライトノベル作家・涼と出逢ったことでその考え方や生き方を徐々に変えていく物語です。 本作で、特に印象的だったのはバイト先の後輩である友枝とのエピソード。 ひろ野が慎み深さとは裏腹に「人のために何かをする」という相手の喜びを取り上げているのではないか、という部分は考えさせられました。 相手の好意への遠慮は、語弊を恐れずに言えば相手の好意を摘むこと。遠慮せずに受けた方が良い好意も、世の中にはままあることでしょう。大事なのは、それをしっかり見極められる目を持っておくことでしょうか。 自己評価がとことん低いところも共感してしまうのですが、相手が気に入ったり認めてくれていたりする自分という存在を自分で貶めるということは、相手の考え方をも貶めるということに繋がっています。 謙虚さは、時に自分に優しい者を傷付ける悪魔となってしまう。肝に銘じておきたいです。 程よく笑いも交えながら大事なことをしっかり描いている素敵な作品です。
ズボラだけど仕事は人一倍頑張るメイに優しい母の様に寄り添うナギサさんが印象的。独身時代私もナギサさんに出会いたかった!外見ではなく中身の素敵さに気づかされる漫画でした。日本人特有のおもてなしが詰まったナギサさん、是非一度読んでみては?!
1家に1人ナギサさんがいて欲しいと誰もが思う、完璧に家事をこなすおじさんのナギサさんと、バリキャリの独身一人暮らし、家事が苦手で家が荒れ放題のメイのお話! ナギサさんの落ち着いた雰囲気癒しの雰囲気、体調を気遣ったご飯、お家をピカピカにしてくれる掃除力、メイが疲れていると瞬時に察する優しさと観察力。ナギサさんと結婚したいと誰しもが思いました!疲れて帰って、身体に優しいご飯があるお家に帰れる幸せを味わいたい! メイがネット注文した商品を段ボールから開けずに玄関に置きっぱなしな事に共感でしたね。現代の仕事人間、家事が苦手民に大変刺さる癒しの漫画です!
ドラマにはまって、漫画も読んでみました。 男性が家事何でもしてくれるって、キャリアを築く女性には素晴らしい存在ですね。 現代を背景にした内容だなと思いました。 漫画のナギサさんはドラマより男っぽさがあるような。。 ドラマと漫画と別物で読んだ方がスッと入りやすいかもしれません。
ナギサさん我が家にも来てくれ!!と思うこと間違いなし。 料理に掃除になんでもできて、辛いときはそっと寄り添ってくれるなんて最高すぎる。結婚してほしい。 女だからって男に負けないとか、男だけどお母さんになりたいとか性別に囚われないようにと思うことで逆に囚われてしまうところを否定しないでいてくれる優しい漫画です。 お仕事でも家事でもなんでもがんばってる人はみんな偉い。
刺さる人にはとても深々と刺さりそうです。 競争が嫌いで、自分が得をするために他人を蹴落としたくはない。 自分が得られないことで、他人が得られて幸せになるならそれもまた良い。 小中学生の頃から自己犠牲や譲ることが基軸にあり同級生から「もっと強欲になっていい」と言われて生きてきた私は、かなり深い共感を得た作品です。 常に自分より他人を優先してきて、作曲家崩れのヒモと暮らす女性・ひろ野が、ライトノベル作家・涼と出逢ったことでその考え方や生き方を徐々に変えていく物語です。 本作で、特に印象的だったのはバイト先の後輩である友枝とのエピソード。 ひろ野が慎み深さとは裏腹に「人のために何かをする」という相手の喜びを取り上げているのではないか、という部分は考えさせられました。 相手の好意への遠慮は、語弊を恐れずに言えば相手の好意を摘むこと。遠慮せずに受けた方が良い好意も、世の中にはままあることでしょう。大事なのは、それをしっかり見極められる目を持っておくことでしょうか。 自己評価がとことん低いところも共感してしまうのですが、相手が気に入ったり認めてくれていたりする自分という存在を自分で貶めるということは、相手の考え方をも貶めるということに繋がっています。 謙虚さは、時に自分に優しい者を傷付ける悪魔となってしまう。肝に銘じておきたいです。 程よく笑いも交えながら大事なことをしっかり描いている素敵な作品です。