視力が足らなくてボクサーになれなかった高校生・面多。修学旅行先の京都で美少女・めぐみが巨漢の不良学生に襲われ、通りすがりの土佐の狂犬・折場拳志が不良達をあっという間に殴り倒すのを目撃した面多は……!?
ストレート一本で三振を奪い取るスーパールーキー、大河爆。力と力の真っ向勝負で開幕一か月で7勝をあげている彼は、敵地・東京ドームで「タイガー」コールの喝采を浴びていた。だが、サイン無視の投球を続けたため監督に叱責され、腹を立てて勝手にマウンドを降りてしまう。しかしベンチ裏で素振りをしていた無名選手にをうっかり頭をぶん殴られ、気付くとそこはドームではなく後楽園球場。新聞の日付は昭和42年で、バッターボックスには伝説の「ON」が…!?
12年前の誘拐事件の調査でタイへ渡ったジャーナリスト・栗原。彼が訪れた闘技場では、ムエタイの高額賞金マッチが行われていた。最初は試合の凄絶さに圧倒されていた栗原だったが、やがて賞金マッチに出場している少年・テツの姿に、探していた人物の手がかりを見出す。
土佐の狂犬と呼ばれる少年・折場拳志(おりば・けんし)が、ボクシング世界チャンピオンを目指して奮闘するボクシングアクション。視力が足らなくてボクサーになれなかった高校生・面多(めんた)は、修学旅行先の京都で、自分のボクシング理論を確かめるために他校の生徒に喧嘩を売ろうとする。しかしその時、憧れの美少女・めぐみが巨漢の不良学生に襲われ、通りすがりの折場拳志がその不良達をあっという間に殴り倒すのを目撃した面多は……!?
ワールドカップで活躍する日本代表選手に注目したノンフィクション・サッカーコミック。1993年10月28日、残り数秒で日本のW杯出場の夢が打ち砕かれた「ドーハの悲劇」。この時、頭の中が真っ白になった前園真聖(まえぞの・まさきよ)は、W杯で神に近づいた一人の男に思いを馳せる。その男こそ、「黄金の左足」で世界の頂点に立ったディエゴ・アルマンド・マラドーナであった――。
サーファーの群れる湘南に現れた、超デカ頭の町田力男。サーフィンや空手で賞を総なめにして、キック・ボクシングでも日本チャンピオンを獲得した湘南が生んだスター・千葉光に馬鹿にされるが、実は力男もキック・ボクサーだった。動機は美人女子レスラーのキューティ鈴鹿に会いたい一心だったのだが、とてつもないスタミナとパンチ力を見せる。素人同然のままリングに上がった力男は、観客の嘲笑のなかKO勝ち。鈴鹿を口説こうと試合に呼んでいた千葉は、自分の試合の前に鈴鹿に帰られてしまい、力男の所為だと恨んだ。格闘カーニバルのメインエベントにも抜擢された力男は、ヘビー級チャンピオンのスミスと対戦。これをも下し、ついに千葉との対戦を迎えるが…。
パンチに破壊力が有り過ぎて、左拳を4度も骨折しているボクサー・謝名堂。だが2年も試合から遠ざかりながら、まだチャンピオンへの道を諦めていなかった。世界戦を控えている加納のスパーリング相手を務め、一発でKOしてしまう。左拳が甦ったと喜んだジムの会長は、謝名堂の復帰戦を組んだ。右パンチで相手をKOした謝名堂だったが、試合用の薄いグローブでは骨折を恐れて左パンチを打てないことが判る。それでも勝ち続けた謝名堂は、日本ライト級1位を懸けてキエフと戦うことになった。常人の目には捉えられないキエフのスピードに、本能でついていく謝名堂。キエフの闘争本能も目覚め、3ランド開始から両者無呼吸のままで打ち合いが続く!
「男子生徒でなければ甲子園に出場することはできない」――。高野連の規則という高いハードルに挑む、ひとりの少女がいた。その名は麻生遥(あそう・はるか)。甲子園で優勝までした野球の名門校・港北大付属湘南高校。22年前、夏川啓吾をエースとして優勝して以来、10年以上県大会の予選止まりと低迷していた。そんな夏川の娘である遥は“あきらめない限り夢は叶う”という父の教えを胸に、港湘野球部に入部するが……。すべての高校野球ファンに贈る、渾身のリアル・スポーツ劇画登場!!