テレサ・マデイラス(Teresa Medeiros、1962年 - )は、アメリカ合衆国で800万部以上の発行部数に達しているロマンス作家。21歳の時に処女作を上梓。作家になる前は看護師をしていた。公式サイトの経歴によると、現在はケンタッキー州に夫と猫と暮らしている。 著作の全てが『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストにランクインしている。PRISM賞を2度、ウォルデン書店賞を2度受賞している。アメリカロマンス作家協会の創設時からのメンバーである。また、ケンタッキー州のロマンス作家協会のメンバーでもある。
19世紀ロンドン。社交界デビューの日、好奇心から「人殺し侯爵」ヘイデンと会ったロッティは、彼に唇を奪われる現場を招待客と家族に目撃されてしまう。恩人である義兄スターリングが侯爵と決闘してロッティの不名誉を晴らそうとするのを見た彼女は、家族の名誉を守るためにヘイデンに結婚を申し込むが…? 収録作品:侯爵夫人の密やかな小説
資産家令嬢クラリンダは婚約者の元へ向かう途中、海賊に襲われ砂漠の国の王に妃候補として売られてしまう。彼女は何とか婚礼を先延ばしにし、ハーレムで救出を待った。そして遂に訪れた救世主は、なんとかつての恋人で、婚約者の弟でもある冒険家アッシュ。9年ぶりに再会した二人の心は、大きく揺らいでいき…。収録作品:誘惑の炎がゆらめいて
ローラは3週間で結婚しなくてはならなかった。さもなくば、冷酷な公爵スターリングに屋敷を奪われ、家族が引裂かれてしまう。悩む彼女の前に現れたのは、記憶を失ったハンサムな男性。この出会いは神様の思し召しと、ローラは自分が彼の婚約者だと名乗る。彼の正体が、あの宿敵スターリングとも知らずに…。収録作品:眠れる森の公爵