憧れのブランドでデザイナーを目指していたリア。会社の経営方針の変更で解雇されてしまうが、大株主ラシード王子の提案を受け、店を存続させる代わりに王子の婚約者の振りをすることに! 砂漠の国・ハシウドに向かったリアは、強引な暴君だとばかり思っていた彼の複雑な生い立ちや、国と民を思う情熱的な姿を知り──!?※本作品は過去に宙出版から刊行された作品の新装版です。本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
醜い傷をもつ私を、あなたはきれいだと言ってくれた事故で頬に醜い傷跡が残り、それを理由にリリーは婚約者に捨てられた。誰も知らない土地で人生をやり直したい…そう願う彼女は牧場で料理人の求人を見つけ、ロサンゼルスからオクラホマへとやって来た。そして雇い主の大牧場主ケイスに出会った瞬間リリーは息を呑む。泥にまみれているのに…なんて威厳と風格に満ちた人なの? 頬の傷を気にも留めず受け入れてくれた彼に、次第に心惹かれてゆくリリー。けれど婚約者に拒絶された過去の痛みが彼女を苛んで…。
「僕と踊っていただけませんか?」頬に大きな傷をもつ紳士ヴィクターに声をかけられ、デボラは驚いた。両親亡きあと堕落してしまった弟の世話に明け暮れている彼女を誘おうという男性などずっといなかった。ためらいながら応じるデボラだが、魅力的な彼とのダンスは楽しく、思いがけず胸が高鳴った。もう二度と恋なんてしないと誓ったのに…。ところがダンスが終わり、屋敷へ帰ろうとした時、デボラは彼が恐ろしいほど冷たい目で自分を見つめていることに気づいて…?
妹が作った借金の返済を相談するため、カジノを訪れたジュリア。このイタリアでカジノを経営しているのは、マフィアと決まっている…。ところがオーナーの部屋にいたのはローム──ジュリアの家が裕福だった頃の使用人の息子だ。幼い頃、彼との些細な行き違いがきっかけでジュリアが泣きだしたとき、怒った祖母はローム母子を屋敷から追いだした。彼は私を憎んでいるに違いない…。案の定、ロームは冷たい声で「借金の代わりに君が僕のものになるんだ」と告げ…!?
笑顔を封じ、社交界で“鉄仮面”と呼ばれるソフィアは、家のために望まぬ結婚を控えていた。そんななか、友人の婚約者であるグレンウィル伯爵にある取り引きを持ち掛けられ…? ※本作品は提供元が宙出版からハーレクインコミックスに変更になりました。本編に変更はないので、重複購入にご注意ください。
結婚適齢期の令嬢・オーロラに縁談話が! しかし彼女は妹に持参金を残すため、結婚はしないつもりだった…。そんなとき、あるパーティーで女性から強引に求婚されているビリンガム侯爵を助けることになり…!?
一週間後の夜会に婚約者を連れて行く必要に迫られたガヴェイン伯爵は、泥だらけの村娘メラニーと出会う。記憶喪失の彼女に不思議な気品を感じたガヴェインは、期間限定で婚約者のふりを依頼することに。しかし、それは危険な逃避行のはじまりで……!? ※本作品は提供元が宙出版からハーレクインコミックスに変更になりました。本編に変更はないので、重複購入にご注意ください。
アシュリーの勤めるブライダル会社を買収したエドガー。彼の瞳はどこかアシュリーの初恋の人に似ていて…? (この作品は雑誌「ハーモニィRomance 2019年6月号」に収録されています。重複購入にご注意ください。)
一週間後の夜会に婚約者を連れて行く必要に迫られたガヴェイン伯爵は、泥だらけの村娘メラニーと出会う。記憶喪失の彼女に不思議な気品を感じたガヴェインは、期間限定で婚約者のふりを依頼することに。しかし、それは危険な逃避行のはじまりで……!?