「この手紙を開いた瞬間、おマエは呪われた。呪いを祓いたければ読んでから24時間以内に同じ文面の手紙を二通 自分のもっとも親しい友人に渡せ。」 誰もが経験のある授業中にまわす手紙。噂話や恋の相談、他愛もない内容だけどとても大切なこと。それがある日突然悪意に満ちたものになったとしたら…。
豪商の娘・花蓮は両親に縁談を迫られるという危機に直面していた。男に興味のない花蓮は、いっそ後宮入りすれば結婚せずにすむと思い立ち──!?コバルト文庫「贅沢な身の上ときめきの花咲く後宮へ!」より