ある日唐突に理不尽に、ソレに巻き込まれ引きずり込まれる人々。日常のすぐ側で待ち構える恐怖を小池ノクト流に描くとこうなるのね(笑) カナタのバックボーンはこれから掘り下げていく感じかな?ちょっと楽しみだわ。
ホラー短編集だが半分以上のページにひとつのエピソードが描かれている。個人的には最後の方に載っている「エキドナの娘」「醜田」の話が短いけど好き!
最初は単純な復讐劇かと思いきや…黒い手紙が届いて中身を見てしまった辺りから、どんどん話がぶっ飛んだ方向へ突き進む。イカれた奴がどんどん出てくるし、もうこの先の展開まったく想像もつかんわ!……でも面白い。
地下鉄が脱線、停止してしまったものの車両の中にいた人々は外から巨大なクマのような謎の生物たちに襲われ…というよくある話。 というと失礼だけど、このパターンももはや王道と言えるぐらい浸透してきたようで慣れてしまうと結構好きで読んでしまう。 ハカイジュウを思い出させるような展開に加え一緒に逃げる乗り合わせた乗客たちの仲の悪い(他人だから当たり前だけど)感じがダメだこりゃ感を増幅させ、3巻の時点でいじめられっ子だったはずの主人公が最も勇ましく見えてくる。 幼馴染の睦月ちゃんがひどい目にあわないといいなと思うのだが、そもそもこんなストーリーでひどい目にあわないわけがないよね。合掌。
作品冒頭に出てくる「レエ……オグロアラダ……ロゴ……」という言葉。何のことやら意味不明で、響きといいとらえどころのなさといい、何とも言えない不安感をあおられませんか。ミステリーの導入としては秀逸だと思います。実際、私はその意味を知って安心したいがために、ページをクリックするマウスを止められませんでしたよ。で、読んでも読んでもどんどん不安感は増していくばかり。いやあまんまと術中にはまってしまった訳です。白峠村を訪れた作家の道尾秀介は児童の神隠し事件を知り、遺体が見つかった場所で奇妙な声を聞く。帰京した道尾は友人の霊現象を探求する真備庄介に相談。偶然にも真備の元には、自殺する前にとられた複数の写真に写る眼についての相談が舞い込んでいた。ここまでは1巻の時点でわかっていることなんですけど、これが霊現象なのかは明らかにされないのがミソなんだよなあ。原作は直木賞作家のデビュー作。で私の大学・学部の後輩ということをこれを書いた後に知って、期せずして前回と大学つながりになっちゃいました。う~ん、ミステリー。
1巻読了。 昔話とかに近い感じのホラー ここに行ってはいけないよ、とか、この風習を続けよ、みたいな物を破ってしまった物が何か恐ろしい物に直面する。 禁忌を犯すとどうなる…みたいな人間の好奇心をくすぐるのでページをめくるのをやめられない…。
外薗さんが好きなのでコミックが出てすぐ読みました。グロと謎めいたところがちょうど良い感じでワクワクしますね。
衣谷遊、Boichi、井上智徳、山本マサユキ、今井ユウ、多田乃伸明、小池ノクト、大山タクミ、トニーたけざき、平本アキラ(ポスター)でなかなか豪華。まだ読めていないけど帰りに買って帰ろうと思っている
ある日唐突に理不尽に、ソレに巻き込まれ引きずり込まれる人々。日常のすぐ側で待ち構える恐怖を小池ノクト流に描くとこうなるのね(笑) カナタのバックボーンはこれから掘り下げていく感じかな?ちょっと楽しみだわ。