晴明が良過ぎ
若貴ブームより前に描かれたというんだから先見の明がすごいです。今だったらこういう描き方をしないだろうなぁってところもあるっちゃあるけど、相撲好き女子(スー女)的な目線をこの当時から持たれていたなんて逆に早過ぎるくらいです。収録されていた岡野玲子先生のインタビューでは「当時の青年漫画誌では半裸の女の子が酷い扱いを受ける漫画が多かったのでクロスカウンターとして男の裸=相撲を題材にしてみようと思った」とおっしゃられていました。ちなみに1巻には好角家として知られている能町みね子さんの寄稿もあり、大相撲のファンタジー性をよく表現している作品として『どす恋ジゴロ』と『両国花錦闘士』が双璧だとおっしゃられていました。インタビューと寄稿があることで漫画自体の面白みも増したような気がします。カラーイラストも収録されている豪華な新装版です。
オリンピックの羽生選手を見たので「陰陽師」を読みました。 ※羽生選手がSEIMEIという曲で踊ったため。
晴明が良過ぎ